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「欲望の対象」は「欲望の原因」ではない

  
あなたを伴走支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。


今日はいつも以上に訳の分からない
話です。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おろかなる人間は、
退屈に耐えられないから気晴らしを
求めているにすぎないというのに、

自分が追い求めるものの中に本当に
幸福があると思い込んでいる
(パスカル)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

パスカルはキツイ言い方なので、
それを分かりやすくお話しますね。

 

ゴルフをする人は、
スコアをより良くしたいと思っています。

では、例えばですが、
「このクラブで打てばどんなホールでも
 確実に1オンする」
というクラブがあるなら、買うのでしょうか。


多分ですが、買いませんよね。
万が一買っても、常々使わないでしょう。

 


では、売上。

「私の言う事を100%言う通りにやれば
 毎年、売上が10倍ずつ増えていく」

というノウハウがあるなら、
あなたはやりますか?

これもたぶん、しないですよね。
(皆、これに引っ張られがちです)


「やるよ」という人がいたとしても、
それを毎分、毎時間、毎月、毎年続けるのは
流れ作業のようなものであり、
そこに自分という個性は一切ありません。

マニュアル化されたバイトみたいなものです。
しょせん、続けられないって事です。

 

 

「お金が欲しい」から「お金儲け」を
している、と思いがちです。

じゃあ、
毎日働かなくても毎日1億円ずつ
くれるなら、働かないのでしょうか。

たぶん、働きますよね。
何かするでしょう。

 

 

「欲望の対象を得る」すなわち、
お金を稼ぐという事自体を「働く目的」
という風に考えると、

自分を置いてきぼりで物事を
考えてしまいます。


なので、いろいろと学んだとしても
それを行動に移さないままに
終わってしまいます。

 


という事で、
「お金を稼ぐ」=(欲望の対象)は、
働く真の目的ではないと言えます。


お金を稼ぐ事が真の目的であれば、
自分を捨ててでも手段選ばすにやれます。

でも、そうじゃないんですよね。

 

 

「欲望の対象」と「欲望の原因」はちがう。

という事を冷静に判断する必要があります。


ヒマつぶしで働いているかもしれないし、
今やっている事が本当にしたい事では
ないかもしれません。


ただ、自分の人生をどう過ごしたいのか。
これを明確にしておく必要があります。

 

 

・お金は十分にある
・誰とも話す必要はない
・やりたい事はなんでも出来る

もしこの様な状況であれば、
何をするでしょうか。


毎日、家でゴロゴロし続ける事も
できる状況です。

しかも、命尽きるまで。

 

 

お金や自己成長、他者貢献などは、
後づけ要素であり、「欲望の対象」では
ありません。


という事を冷静に理解しておけば、
「目的」と「目標」の根本的なちがいを
明確にする事ができます。

それが実現できれば、
はしごの掛け違いのような働き方は
起こらなくなります。

 


・家族のために一生懸命働く
 ↓
・家族との時間を犠牲にしてしまう
 ↓
・家族との心が離れていく
 ↓
・家族と物理的にも離れてしまう

これは本末転倒の代表例です。


他にも、

・収益を増やしたいから従業員を雇用する
 ↓
・従業員を育てる必要がある
 ↓
・従業員教育が思う様に進まない
 ↓
・自分がやるよりも時間を要する
 ↓
・結局は自分しか頑張っていない
 ↓
・自由な時間がなくなるどころか、
 望む様な収益にならない
 ↓
・「雇わない方が良かったのか・・・」

これも同じくです。

 

 

働く目的を達する方向で
考えられているでしょうか?
動けているでしょうか?

 

「そもそもの目的」というのは、
とても深いものであり、シンプルです。


今に囚われていると、
望まない方向に時間を費やしてしまいます。

 

時には、今までの行動や思考を捨てる事も
大切ですね。

何かに囚われてしまっている事自体に
気づかなくなりますので。

  




伴走型コンサルタント 林田康裕

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