僕はサラリーマン時代に、
従業員教育の理論の1つとして
「状況対応型リーダーシップ」
というものを学びました。
(その後もかなり学んでいます)
そしてこれは、
僕の現在のコンサルティングにおいても
従業員教育のサポートにおいても、
大いに活用しています。
なんなら、
従業員教育の理論として活用してるのは
これだけと言っても言い過ぎではない位、
メチャクチャ活用しています。
理論のことを難しく言うつもりは
ありませんので、サラッとお聞きください。
この理論で最初に言われることは、
「人を人として評価しないこと」
です。
「人でなしになれ」
という事ではありません。
「人」を、
「○○さんはこういう人だから」と
人を超抽象的に評価するのは良くない、
という事です。
いわば、その人のタスク/能力ごとに
その人の評価を具体的におこない、
その評価ごとに接し方を変えることで
・人がより成長しやすくなる
・人がより意欲的になる
というものです。
なので、人に対して得意/不得意という
評価をするのではなく、
タスク毎に具体的評価をおこなう、
という事ですね。
もし具体的な事を学びたいなら、
「状況対応型リーダーシップ」で
検索したら山ほど出てくるので、
調べて買ってくださいね。
本日の表題である、
従業員教育の課題が解決しないままに
進んでいる会社の特徴。
まあ、完全解決するという事は
どこの会社でもないでしょうけど、
同じ問題を抱え続けている会社の特徴、
という意味です。
「白」か「黒」で物事を進めていると、
解決策を見出せなくなることはとても
多いです。
これは何事においてもそうですよね。
そして、中小企業において多いのは、
・任す
・任さない
という、二択で従業員に役割分担を
おこなっているケース。
これを行っている会社は、
従業員教育の課題がいっこうに
解決しないままの所が多いです。
二択でおこなうと何がマズイのか。
・人が育たない
→感覚的な従業員教育のまま
・その人が自らの課題を理解しない
→抽象的な事ばかり言われるだけ
・社長/上長の仕事が減らない
→権限委譲できる日が来ない
・組織が成長しない
→数年前と何ら変わらない状況
・社長が疲弊する
→成長したい気持ちが社長だけに
なってしまう(空回り状態に)
こんな感じです。
従業員教育に関わらず、
「二択」になっている事はありませんか。
二択ほど、
変化/成長を起こさないものはないと
僕は思います。
二択で多いのが、
「過去にこれをやったけどダメだった。
だからやっていないんだ」
「彼/彼女はこんなタイプだから
この手の仕事は任せられないんだ」
という、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
進めていく為の具体的な取り組み自体を
改善する事なく、
「一度やっただけ」で辞めてしまった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みたいな状況です。
いまの状況よりも、
少しでもチャレンジ(上長/従業員共に)
できる事はありませんか。
絶対にあるはずです。
諦めた事に触れる必要はありませんが、
諦めたくない事であれば、
それは何らかのカタチで着手が必要です。
従業員教育にかかわらず、
何事の分野におきましても、
白黒の二択ではある日、限界が来ます。
成長を止めないためには、
常に「考え方」を上書きすること。
僕がガンコだと自覚しているので、
人一倍これを意識しなくちゃ、と
思うようにしています。
何度かメルマガで言ってますが、
「不易流行」って、
ホントに素晴らしい言葉ですね。
伴走型コンサルタント 林田康裕
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