あなたを伴走支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。

「働きがい」という言葉は
よく聞きますよね。

自分ひとりで仕事をしているなら、
自分のなかで働きがいを見出せます。

ですが、従業員を雇用している方なら、
社員の働きがいを意識する必要はあります。

ではその「働きがい」って、
いったい何なのでしょうか。

まず大切になってくるのは、
従業員１人１人の存在意義です。

褒める事が存在意義ではありません。

存在を承認すること、いわゆる、
自己重要感を感じられるかどうかです。

・よく否定される
・褒めるより否定が先行する
・信じていない
・従業員自体が成長してると感じてない
・その成長を会社からも求められてない
・達成感がない

このあたりが、
自己重要感を阻害する要因です。

自分１人でやってきた社長は、
「そんな甘っちょろい事を言うな」と
考えてしまう人もいるかもしれません。

でも、社長は社長になる事を自ら
選択して社長になっています。

この点は、
従業員と考え方、および生き方の基準が
ちがいます。

厳しい会社では働きがいがないのか。
一概にそう言う訳ではありません。

逆に言えば、優しい会社に働きがいが
あるという訳ではないという事です。

僕が以前勤めていた会社は、
数字の面ではすごい厳しかったですが、
働きがいがとてもありました。

喜びを共有でき、成長を感じられ、
相応の評価をしてもらえましたね。

そんな状況なら、厳しさは２の次ですよね。

「厳しく当たるとすぐ辞める」
と、たま～に社長さんから言われます。

僕は、それはちがうと思います。
優しすぎるのも違うと思います。

厳しさの中にもルールがあるかどうか。

１本、筋が通っているかどうかって
従業員はよく見ています。

いろんな意味で、
従業員を飽きさせてはいけないと思います。

チャレンジ意欲、成長意欲を
かき立てる事ができるのは、
（中小企業の場合）社長しかいません。

従業員は鏡ですね。
社長の考え方が従業員に現れます。

くらいに思っておけば、
何を改善すれば良いのか見えるかも
しれないですね。