あなたを伴走支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。

今日は早朝から移動し、
いま既にクライアントさんの近くの
コンビニにいます。

昨日のメルマガにも書いた通り、
兵庫県立美術館で開催されている
「ゴッホ・アライブ」に行ってきました。

僕はそもそも旅行が好きで、
ふとしたキッカケで絵を見ることも
同じ感覚だと思う様になり、
興味をもつようになりました。

ライフネット生命の創始者である
出口さんが言ってたのが、
「人・本・旅」ということ。

人生の学びは、人・本・旅にある、
という意味です。

出口さんが言っている意味を１００％
理解できていないでしょうけど、
なんとなくその意味が分かる気がします。

で、ゴッホの話なのですが、
ゴーギャンを尊敬していました。
（ゴーギャンは５歳年上だそうです）

そしてそのゴーギャンを師とあおぎ
学んでいました。

そして、ゴーギャンの指導に従って
「ゴーギャンっぽい絵」を描きました。

しかし、、、
ゴッホは「ゴーギャンっぽい」絵を
描くことに耐えられなくなりました。

後にも先にも、
ゴーギャンっぽい絵を描いた作品は
たった１つだそうです。
（『小説を読む女』という作品）

理由はカンタン、
「そもそも方向性が１８０度真逆」
の２人だったからです。

これは僕の推測ですが、
あらゆる読み物を見ていると、
ゴッホは自分に無い要素を持っている
ゴーギャンに憧れたことがキッカケ。

でも、
「自分に無い要素」と、
「自分がそれをしたいかどうか」は
まったくの別物ですよね。

私たちもそうですが、
「自分にないもの」を学びたくなります。

でも、その学びを実践する事はほぼない。
という経験をした事がきっとあるでしょう。

僕がコンサルタントとして仕事を
するにおいて大切にしているのは、

「クライアントさん『らしさ』」
です。

なぜ商売をしているのか？
ひと言でいうと、
【自己実現】だと思います。

私たちにはそれぞれの使命感や
やりがいがあります。

それらを仕事を通して実現する。

にも関わらず、
・美味しそうなノウハウ
・自分が持っていないスキルや知識
に興味を持ってしまう。

これは、
自分を冷静に判断できていない証拠です。

読めば分かりますよね。
でも、いざ毎日仕事に向き合っていると
分からなくなるもんです。

仕事から離れた、まったく関係ない様に
見えること/モノ。

こんな所に、大きな気付きや学びがあります。

ドンドン成長をつづける人は、
「自分はそもそもどうしたいのか」
「どうありたいのか」
を明確にする事を怠りません。

と言いつつも、
毎日おなじ状況で仕事をしていると
自分を俯瞰できなくなってしまいます。

お風呂に入っている時に斬新な
アイデアが浮かぶのとおなじように、
仕事からかけ離れた時間というのは
あらゆるアイデアが浮かんできます。

ということで、
仕事ばっかりしていたらあきませんよ、
というお話でした。

自分を客観視できる時間を持ちましょう。