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意図を伝えないとこうなる

林田です。

 

僕とお付き合いいただいている、
ある社長さん。

 

あるお客さんが来社する当日、
どうしても出かけなければならない
用事が出来てしまいました。

なので社長はその旨をお客さんに伝え、
同時に、従業員Aさんにそのお客さんの
窓口として対応しておく様に伝えました。

 

 

そして夕方、社長が会社に戻り、
従業員Aさんに尋ねたところ、

「私じゃなくBさんに対応してもらいました」

との事でした。

 

もちろん社長はビックリです。

 

「なぜそうしたの?」
と社長がAさんに尋ねると、

「Bさんは柔軟に対応するのが上手いから」
という回答でした。

 

 

社長は、今後の窓口をAさんにしようと
思っていたのでAさんに依頼しました。

ですが、その意図をAさんに明確に
伝えていなかったのです。

 

 

 

社長というのは基本的に、
言葉数が少ないものです。

 

Aさんに成長する機会を持ってもらおうと
思ってお願いした上記の話。

Aさんは、「社長に迷惑を掛けない様に」
という意図でBさんに対応してもらいました。

 

社長の指示通りにしなかったAさん。
でも、Aさんなりの考えがあって
この様な対応をした、という事です。

 

 

これはどちらが悪いという事ではありません。

 

何が大切かというと、
従業員にお仕事を依頼するときは
しっかりと意図を毎回伝えるという事ですね。

 

 

 

日々身銭を切って働いている社長。
固定の給料が担保されている従業員。

考え方がちがって当然です。

 

 

昨日の話ではありませんが、
信頼と信用は似て非なるものです。

 

 

 

僕が20代の頃というのは、
「見て学べ」が当たり前でした。

でも今はそういう訳にいきません。

 

 

しっかり言葉でコミュニケーションを
取る事。
これは今後も引き続き大切ですね。

 

 

 

意図を伝える事。

毎回伝えるくらいが良いと思いますし、
今以上にその意図をしっかり伝えるために
小さな改善ができる所を探してみるのも
新たな気付きが出るかもしれないですね。




伴走型コンサルタント 林田康裕

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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→マーケティング
≪LTV(顧客生涯価値)≫に重きを置いた支援を行っています

・経営者の想いを社内に浸透させ、従業員の行動に変える支援
→従業員教育(マネジメント)
を、伴走スタイルでサポート。
(カンタンに言うなら、経営者と従業員のつなぎ役です)

【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、クライアント本人が気づいていない潜在的欲求を引き出し、クライアントのビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

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・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/マーケティング/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート


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