あなたを伴走支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。

次回の本のタイトルはほぼ確定。

正式目次もオッケーぽいので、
間もなく執筆開始となる見込みです。

今回の本も、
・めちゃくちゃ分かりやすい表現で
・難しい単語はいっさい使わずに
・すぐに実践できる
という事を軸に書こうと思ってます。

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【戦略の失敗は、戦術で補えない】

・戦略の失敗は、戦術で補えない
・コンセプトの失敗は、戦略で補えない
・ミッション（使命感）のズレは、
　戦略をどれだけ練っても補えない
　（ビジネスの達成感を満たせない）

僕は経営者さんの支援をしていて、
これらの事をよく思います。

何事においても「そもそも」が大切で、
その「そもそも」をカッコよく言うと、
【上位概念】という言い方になります。

小さな事で言うなら、
「なぜ？」という問いかけも同じです。

計画を見直す前に、
戦術を見直す必要があるし、
その前に戦略を見直す必要があるし、
その前にコンセプトの見直しが必要だし、
その前に理念やミッションの見直しが必要。

という事ですね。

戦略が間違えているかぎりは、
戦術の最適解は現れません。

自分の使命を見誤っていると、
どれだけやってもビジネスで
満たされる事はありません。

新規集客をしていても、
新規集客の目的を見誤っていると
上手く行かない、
というのも同じくって事です。

あえて悪い言葉で言うなら、

「なんぼ小手先を見直しても、
　求める答えにはたどり着かない」

という事ですね。

ビジネスがある程度軌道に乗ると、

・その先を見誤ってしまう人
・その先何をしたら良いか分からない人
・次の目標が明確にならない人

もおられます。

ある程度満たされると言えども、
幸せとは言い切れない状況ですよね。

僕は、
具体的なご相談を受ける事よりも、
「なんか違う気がする」という違和感を
持っておられる方からの相談を受ける事が
多いです。

ビジネスがある程度の状況になれば
「もう大丈夫だ」と思ってしまうことも
あるかもしれません。

ですが、大切なのはここからですよね。

大小かかわらず、
ハシゴのかけ違いはよく起こるものです。

心のなかでは「本当はこうしたい」
と思っているけど、やってる事がズレてる。

対象顧客、提供しているサービス、
関わり方、お金のもらい方。

人によって様々な要素があります。

カタチ（土台）を作ることよりも、
カタチを作った後の進め方が大切に
なりますし、ここに充実度のちがいが
現れます。

自分では戦略が必要だ、と思ってても、
実はそこに答えはない、ということは
よくあります。

というか、相談事の９０％以上はまさに
そんな感じです。

自分を冷静に判断するのは難しいし、
100％客観視するのは困難です。

「分かったつもり」には
すぐになれますけどね。

自分に気づく事。

ビジネスでは一番大切な事かも
しれないですね。