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押し通すより、聞いてみる

 

  
林田です。


肩と胸と背中が筋肉痛です。




新幹線の「のぞみ」。

もともとは、「きぼう」という名称が
内定していたそうです。


詳しくはよく分かりませんが、
JRとかでしたら「なんとか委員」があり、
その委員会で名称の承認を得る、みたいなのが
ありますよね。


その委員会の当日、
その委員のひとりであった阿川佐和子さんが、
父であり、鉄道に造詣の深かった作家の
阿川弘之さんにこの件を伝えました。


すると、阿川弘之さんは

「これまでの列車名は『大和言葉』で
 名づけられてきた」

「『希望』を大和言葉にすると、
 『のぞみ』になる」

と佐和子さんにアドバイスしてくれたそうです。



そして阿川佐和子さんが委員会でこの件を
進言したところ、
「のぞみ」が採用される事になりました。


このアドバイスを冷静に受け止めた
委員会も素晴らしいですね。






僕のメルマガを読んでくれている方は
何らかの専門分野をもっている方が
ほとんどだと思います。


そして専門家というのは、
自分の確固たる形とでも言いますか、
絶対的な強みとでも言いますか、
「ここだけは誰にも負けないぞ」という
想いがあるかと思います。


なので、お客さん/クライアントさんの話を
聴いている途中で、
自分の専門領域に紐づけようとしがちです。

コレはもはや無意識ですよね。





聴く、という事。

僕はどんなビジネスにおいても
まだまだ不足しているのではないかと
よく思います。


・従業員の事を分かったつもりになってる
・お客さんの事を分かったつもりになってる

こんな事、
まだまだあるのではないでしょうか。






コミュニケーション能力と、傾聴能力。

一概には言えませんが、
この2つは常に比例していると僕は思います。



・なぜか分からないけど、
 あのお客さんと取引が終わってしまった

「なぜか分からない」という事を特定しないと
次に進めません。



「どうすればいいのか」じゃなく、
「なぜ取引が終わったのか」という風に
考える事が大前提です。





「従業員Aさんにもっと意欲的に
 なってもらう為にどうしたらいいか」

じゃなく、

「なぜ従業員Aさんは意欲的に
 ならないのか」
を特定する。


従業員に限った話ではないですが、
これを解決するためには、
まず相手に聞く事が求められます。


聞かずして「どうしたらいいか」を考えると、
結局は小手先の打ち手を変えるだけになり、
根本解決に至りません。





押し通すよりも、聞いてみる。

これが良好な関係の基本だと思います。



良い事も、悪い事も、
今以上に相手に耳を傾けてみると、
何か新しい事が見えるのではないでしょうか。






伝え不足より、聞き不足の方が多いものです。


ご自身の行動/言動、
見直す余地を考えてみたいですね。




 



伴走型コンサルタント 林田康裕

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