林田です。
忙しくても、休憩取ってますか?
落ち着いて考える時間を取る事は
とても大切だと思います。
カンタベリー大学ってところで
ある実験を行いました。
テストを用意し、
そのテスト回答者を3つのグループに
分けました。
①約2分の休憩を取る
②テスト中に別の課題を挟む
③テスト問題を解き続ける
どのグループが最も成績が良かったか。
想像通り、①なんですね。
目の前の仕事に没頭してしまうと、
逆に効率が悪くなる事が起こります。
というか、たいていの場合は、
気付かぬうちに効率が落ちています。
CADで高速道路や橋げたなどの設計図を
作る会社の支援をさせて頂いた事があります。
ザックリ言うと、
業務スピードを上げたいというご相談でした。
・仕事の早い人
・そうではない人
彼らからヒアリングをしてすぐに答えが
分かりました。
仕事の早い人は、
・休みを取っている
・最初に最短ルートを計算し、言語化してる
仕事の早い人は、
「設計図を作るための設計図を作っている」
という事です。
そして、
「設計図通りに進められているか?」と、
定期的に自問自答をしていました。
集中=早い、というのは、
少し昔の話なのかもしれません。
昔の日本の様に、
流れ作業でモノを作る時代じゃありません。
クリエイティブさが求められますし、
その為には脳を効率よく働かさなければ
なりません。
たくさん失敗する人、
おっちょこちょいな人、
仕事のスピードが上がらない人。
これらの方の共通点は、
「以前からのすすめ方改善する事もなく
そのままやり続けている」
とも言えます。
「改善しなくちゃ」と言いながら、
改善のための行動をしていないのです。
僕の好きな筋トレも、適度な休憩が必要です。
最近は、やり過ぎるよりも集中してする方が
筋肉がつく、みたいな話になってるそうです。
(僕は専門家じゃないですけど)
「労働時間が長い」のと、
「業務スピードが速い」のは全く別物です。
・ダラダラ長くやる
・今までの延長上で行動する
「やってるつもり」は、自己陶酔ですね。
何も生み出しません。
何度も同じ失敗をしちゃう人は、
何度も失敗するような仕事のすすめ方の
ままだ、という事ですね。
ルーティーンを定期的に見直してみるのも
大切な事だと思います。
というお話でした。
伴走型コンサルタント 林田康裕