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カルト教祖が予言を外すとどうなる?

わだちコンサルティングの林田です。

 

約70年前の出来事です。

アメリカの地元紙に、
「シカゴに告ぐ。大洪水から避難せよ」
と書かれていたそうです。

霊能者と自分で名乗っているキーチという人が
この記事を書きました。

 

 

キーチの信者はとても多く、
多くの信者は彼と共に住んでいました。

信者たちはみな、
「世界が終わる直前、
真夜中に天から宇宙船が現れ、
キーチの小さな家の庭にやってきて、
信じる者だけを救ってくれる」
と信じ込んでいました。

 

これを知ったある科学者が、
「信者たちは予言が外れたときに
どんな行動を取るのだろうか?」
と興味津々になり、
信者のフリをしてキーチ宅に潜り込む事に
成功しました。

 

 

 

そして予言当日。

予言は見事に大ハズレ。

大洪水は来ませんでしたし、
天から救いの宇宙船も来る事もなし。

普通に夜を迎え、普通の朝になりました。

 

 

そしてその科学者が最も興味があった、
信者たちのその後の振る舞い。

 

なんと彼らは、
(もう想像つくでしょうけど)

「事実を変える事はもちろん一切なく、
自分たちの解釈を変えた」

のです。

 

 

 

その後に信者が言っていたのが、

「神の様な存在は、
私たちの信心深さにいたく感心して、
この世界に第2のチャンスを与えてくれた。
私たちが世界を救ったのだ」

「私たちが予言を流布したからこそ
世界が救われたんだ」

だそうで。

 

————————————————-

【認知的不協和】

上記の話は、
実は私たち自身にもよく起こっています。

 

聞いた事があるかもしれませんが、
認知的不協和。

「ダイエットしなくちゃいけないけど
このケーキは食べたい。
ケーキ食べて、明日その分調整しよう」

「彼氏にお金を貸してと言われ、貸した。
好きだから仕方ない。」

みたいな、自分の行動を正当化するとでも
言える様な行動です。

 

 

私たちは目の前の事実を自分に都合よく
解釈しています。

特に深く考えずに解釈しているので、
もちろん僕にもあなたにも同じような事が
起こっています。

 

 

結局、商売において大切なのは、

【目の前の事実を『どう解釈するか』】

に尽きると思います。

 

目の前で大変な問題が起こっていても
人によってその事実の解釈が変わります。

 

よく言うのが、
危機でないのに強い危機感を持ってる人は
どんどん成長していく、というものです。

目の前の解釈が違うんでしょう。

 

 

問題を問題と解釈するか。

問題を「そのうち解決する」と解釈するか。

問題が起こる以前に危機感を持ち、動くか。

行動の前に問題を想定し、
プロアクティブに取り組むか。

解釈次第で危機感も変わるし、
結果が大きく変わります。

 

 

「今は取り組んでいるから大丈夫だ」
「今から取り組みを考えなければと思ってる」
「少しずつ良くなっている」

これを「イイ感じ」と解釈するか、
「このままでは良くない」と解釈するか。

これも人次第だと思います。

 

 

「やがて良くなる」のは当然だと思います。
誰もが前に進もうと取り組みますので。

これをいかに早回しできるか。
それが売上、利益を決めるんでしょう。

 

 

 

カルト教団の振る舞いは他人事の様ですが、

「起こっている事実は変わらないけど、
その解釈を変える」

事は、私たちも無意識でやっています。

気を付けないといけないですね。

良くも悪くも、日常のルーティーンが
「当たり前」「そのうち良くなる」という風に
捉えてしまっているかもしれません。

 

 

「じわじわ進んでるから問題ない」
と考えるか、

「スピードが上がらないのはなぜなのか?」
と、問題として捉え、改善に取り組むか。

 

良い危機感をもって日々進みたいですね。

 

 

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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→マーケティング
≪LTV(顧客生涯価値)≫に重きを置いた支援を行っています

・経営者の想いを社内に浸透させ、従業員の行動に変える支援
→従業員教育(マネジメント)
を、伴走スタイルでサポート。
(カンタンに言うなら、経営者と従業員のつなぎ役です)

【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、クライアント本人が気づいていない潜在的欲求を引き出し、クライアントのビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

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