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「今までやってきたから」続けるべきなのか?

  
あなたを伴走支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。


「やり始めた事はやり切るべきか?」
そんな話です。

ちなみに、
マーケティングの本を読み漁った人なら
知っている話かと思います。

 

トマトケチャップと言えば、
デルモンテとか、ハインツとかですね。

ある国で実際にあった話なのですが、
パンペロという、日本ではなじみがない
メーカーがありました。


この国では、パンペロは市場1位の売上。
しかしハインツやデルモンテに迫られてました。


業界1位のパンペロのケチャップは
他と何がちがうのか。

それは、トマトの皮をむいてから
ケチャップにしているという事でした。
(他のメーカーは皮ごとだそうです)

 

しかし、
パンペロは売上が落ちて来ていたので、
現状を何とかしなくちゃと思ってました。

そして、
「人件費を削減し、健全化する」を目的とし、
ハインツやデルモンテと同じように
皮付きトマトを使いオートメーション化を
進めている最中でした。

 

世界的に有名なマーケッターがこの会社に
入り、分析した結果、
必要な事は、人件費を減らすことではなく、
「差別化要素を打ち出し直すこと」でした。

しかし、その忠告に耳を傾けることなく
「既に手をつけてしまっているから」
という理由で、皮付きトマトでの製造自動化を
そのまま敢行。


結論としては、競合他社と何ら変わらない
商品を作り出し、衰退しました。

 

 

僕がコンサルタントとしてあらゆる会社に
お伺いさせて思うのは、

・今までこれでやってきたから
・今はこれをやっている途中だから

を「捨てきれない」ケースが多くある
という事です。


それらを捨てきれない結果、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
問題の本質を解決しようとせずに
小手先の修正による「まやかし」で
何とかしようとしている
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という事が起こります。

 

成果を出す方は、
~~~~~~~~~~~~~~~
着手するのが早いのと同時に
辞めるのもメチャクチャ早い
~~~~~~~~~~~~~~~
です(とても大切な事だと思います)。

 


メルマガで何度か書いておりますが、
「不易流行」という、僕が好きな言葉。

意味は、
——————————————–
いつまでも変化しない本質的なものを
忘れない中にも、
新しく変化を重ねているものをも
取り入れていくこと。

また、
新味を求めて変化を重ねていく流行性
こそが不易の本質であること。
——————————————–
とネットで出てきます。

 


今までこれで続けてきたから、
どういう意味があるのか。

現在着手中だから、何なのか。


ハシゴのかけ違いをそのまま続けると、
とんでもなく遠く(望まない方向)に
向かってしまいます。


そして、このような間違いというのは
「微調整」で改善する事はできません。

 


意地になるべきところと、
意地になってはいけないところ。

続ける事=良い事という訳ではありません。

 


変わる事は怖い事かもしれませんが、
変わらなければ取り残されてしまいます。

アインシュタインの名言、
「同じことを繰り返しながら違う結果を
望むこと、それを狂気という」
もそうですよね。


望ましくない状況が続いているなら、
変えるのは、小手先ではないはずです。

 


自分の課題に正しく向き合えているか。

自分をごまかさない様にしなければ
ならないですね。


という事を、
いま読んでいる本で感じましたので
共有させていただきました。

 

 




伴走型コンサルタント 林田康裕

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