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「何か新しい事しなくちゃ!」と思っちゃう…

 

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わだちコンサルティングの林田です。

 

1950年代に中国の政権を勝ち取った
毛沢東(共産党)が、
一気に工業化を広めようとしました。

そのために必要だったのが、
農業の集産化(効率アップ)でした。

 

その集産化のためにおこなった事が

「スズメの徹底的な撃退」

だったそうです。

 

 

なぜスズメの撃退かと言いますと、
当時はスズメは穀物類を食べる鳥と
思われていたからです。

 

スズメが減ると、収穫率が高くなり
生産性が上がる。

という考えですね。

 

 

国民が一丸となり、スズメを撃退。

当時は陸に降りられないスズメが
疲れて空から落ちてきた事も珍しく
なかったそうです。

 

 

みたいな感じで、
1年で10億匹ほどのスズメが
退治されたそうです。

 

 

 

そしてスズメを徹底撃退した後、
重大な間違いを知る事になりました。

 

それは、、、

スズメが食べていたのは穀物じゃなく
昆虫だった、という事。

 

 

なぜそれを知ったかというと、
イナゴの大量発生が起こったから。
(イナゴにとってスズメは、
唯一の天敵だそうです)

 

イナゴにとっては天国ですよね。
誰にも邪魔される事なく穀物を
ひたすら食べられますし。

 

 

結果的には、農業の集産化どころか、
農業には大被害が残りやり直す、、、
という結果になりました。

 

その後、
当時の中国は方向転換を余儀なくされ
急きょソ連から大量のスズメを輸入した
そうです。

 

 

これが「中国大飢餓」と言われる
1962年まで続いた騒動です。

(1000~4000万人の命が
絶たれたそうです)

—————————————-

 

・何かをしなければならない
・コレがその何かである
・なのでコレをしなければならない

という風な感じで、
表面的かつ短期的な論法で物事を考えると、

「行動を起こすことを目的として行動する」

という風に、
「そもそもの目的」からズレちゃいます。

 

 

上記のスズメの話においても、

目的は工業化であり、
スズメを退治するというのはあくまで
その手段のひとつです。

(スズメより先に着手する事あるかも)

 

 

 

よくあるのが、

—————————————

「現状では良くない。だから、
『何か新しい事をしなくちゃいけない』」

—————————————

と考えてしまい、

【今までやったことがない事に着手する】

というパターンです。

 

 

ストレートに言いますと、

新たな何かをやるよりも、
過去の成功事例から応用して考える方が
はるかに成果が出ます。

 

でも、どうしても「新しい何か」に
引っ張られてしまう、よくありますよね。

 

 

 

長く成果を出し続けている人は常に

「現状をひたすら改善検証している」

ですし、

 

逆に成果が長く続かない方というのは

「常に新しい何かをやろうとしている」

と言われます。

 

 

バクチでも、

「勝ち続ける人は手堅く懸ける」

し、

「負ける人は一発逆転を狙う」

と言われます。

 

 

 

新しい何かより、
今まで成果を出す事ができた原理原則を
深掘りする事が大切だと思います。

 

 

 

成果が出た理由。

人によっては、
人柄だったり、傾聴能力だったり、様々です。

 

理由がわかれば、
その理由を実現させるために何が必要かを
考え、できる行動を考えるだけだと思います。

 

 

 

よく分からない話になりましたが、
いま、新しい何かが必要なのではなく
いま、何かしらの見直しが必要なだけかも
しれません。

 

焦ってまったく新たな事に着手することが
もっとも成果から遠い行動と言われます。

 

 

 

今まで成果を出せた理由を明確に
言語化する事と、それを応用することは
セットだと僕は思います。

 

 

焦っている時ほど、
次の一歩目は落ち着いて考えないと
いけないですね。

というお話でした。

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伴走型コンサルタント 林田康裕

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