あなたの自己変容を支援する
伴走型コンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。
今日は、少し視点を変えたお話を
したいと思います。
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『戦略的に偶有性を生み出す方法』
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偶有性って、聞いた事ありますか。
カンタンに言うなら、
『たまたま起きた出来事や条件』
という感じです。
もっと分かりやすく言い換えるなら、、、
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後から振り返ったときに、
あの出来事がなければ今はないと思える
『たまたまの条件』のこと
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です。
たとえばで言うと、、、
・たまたま参加した会食で重要な人と
つながった
・SNSで発信していたら、
思わぬ人から相談が来た
・会議後に雑談していたら、
新しい企画が立ち上がった
・出張先の立ち寄り先で、
偶然知り合いに再会した
・資料請求をした相手と話していたら、
別案件が決まった
・ゴルフ場で同じ組になった人と食事し、
その後大口取引になった
こういうのを偶有性と言います。
そしてこの偶有性は、
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意図せず訪れるものではなく、
意図すれば、増やすことができる
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という側面を持っています。
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■ 偶有性とは「外側の扉」が開く瞬間
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わたしたちの成果は、
・内側(=本質・価値)
・外側(=偶有性・機会)
この両方の掛け算で生まれます。
どれだけ本質が磨かれていても、
偶有性が0なら、成果は0。
片側がゼロなら、どれだけ掛け算しても
ゼロのままなのです。
逆に、偶有性だけあっても、
本質が伴わなければ、成果は続きません。
なので、
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本質を磨きながら、
偶有性に触れる頻度を意図的に増やす
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という姿勢が、
もっとも成果を生みやすいのです。
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■ では、どうやって偶有性を増やすか?
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ここで多くの方が誤解します。
偶有性とは、
『待っていれば訪れる偶然』
ではありません。
むしろ、
『自らが動くから、偶然が生まれる』
という性質を持っています。
そして、偶有性を増やす方法は、
きわめてシンプルです。
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① 人がいる場に、身体ごと参加する
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オンラインではなく、
できればオフラインが強いです。
ゴルフコンペ、勉強会、イベント、
異業種交流会、友人の集まり、
視察ツアー、会食など・・・。
身体が場に存在していると、人は
『偶有的な会話』を起こしやすくなります。
そして重要なこと。
偶有性は、『環境依存』です。
環境を変えなければ、偶有性は生まれません。
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② 人の誘いに、即断で乗ってみる
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偶有性は、事前に意味が分からないから、
偶有性なんです。
誘いを受けて、
『この集まり、意味あるのか?』
と考えるほど、偶有性は死ぬ。
むしろ、
『意味がわからないから行ってみる』
という姿勢が、偶有性を最大化します。
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③ 会話を「深める」質問をする
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偶有性とは、名刺交換の数ではありません。
深い会話が起きると、信頼が生まれ、
信頼が生まれると、チャンスが訪れる。
だから、
・相手の背景
・価値観
・目指している未来
・いま抱えている課題
これらに耳を傾け、深掘りし、聴ききる。
その瞬間に初めて、
『この人には相談できるかも』
という偶有性が立ち上がります。
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④ 紹介が起きる状態をつくる
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偶有性の最大の母体は、紹介です。
紹介とは、
『あなたと相手が直接会う前から、
偶有的な信頼が存在している状態』
のことです。
紹介をつくるには、
・既存のお客さんを大切にする
・小さな感謝を積む
・再現性のある価値提供をする
・別れ際に丁寧に礼を言う
これらを丁寧に積むことが、
偶有性を『連鎖させる』方法です。
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⑤ 自分の「本質情報」を、発信し続ける
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偶有性は、外側の出来事ですが、
その出来事が成果に変わるかどうかは、
『本質が伝わっているか』
で決まります。
発信には、2種類あります。
・専門性の発信
・本質の発信(姿勢、価値観、生き方)
実は後者が、偶有性を成果に変える基盤です。
表面的な専門性より、
生き方や価値観の発信の方が、
『ぜひ会いたい』
『相談してみたい』
という偶有性を引き寄せます。
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■ 偶有性を増やすとは?
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端的に言うと、
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『偶然との遭遇確率を上げる行動』
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です。
待つのではなく、動く。
説明できない誘いにも乗る。
名刺ではなく、信頼を育てる。
そして、本質を磨きながら発信する。
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■ 偶有性の真価
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偶有性とは、
『仕事が増えること』
ではありません。
本当の偶有性は、
・新しい人に出会い
・新しい刺激に触れ
・新しい価値観を知り
・新しい問いが生まれ
・本質が磨かれる
という、
『自己変容のきっかけ』
そのものです。
そして偶有性は、運ではありません。
偶有性は、戦略です。
主体性とは、
『本質を磨きながら、偶有性に身を置く』
という姿勢だと、僕は考えています。
そして偶有性は、
『待つものではなく、つくるもの』
『運ではなく戦略である』
と言えます。
いまの自分は、
偶有性を『待って』いるか?
それとも、
『つくりに』いっているか?
再現性のある人、
成果を継続的に出す人とのちがいは、
ここが大きな違いと言えますね。
そして、こういう感覚は、
『過去に成果を出した人』ほど、
疎かになってしまう事とも言えます。
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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・「主体性」を生み出す従業員教育の支援
→リーダーシップ/マネジメント
・ビジネスの最適化
→マーケティングの支援
(具体的には)
・「教える」より「引き出す」を軸とし
主体性を発揮する従業員を生み出す支援
・自社の強みを最大限発揮できるビジネスモデルの再定義
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→社長の壁打ち相手(強み再発見/社長のPDCA支援など)
【略歴】
外資系メーカー東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を実践。
コンサルティング支援においては、経営者さんのビジョンを実現する事を軸とし、時には経営者さん、時には従業員さんとの接点を持ち、ビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。
◇◆弊社サービス一覧◇◆
・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)
◇◆拙書のご紹介◇◆
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