あなたの自己変容を支援する
伴走型コンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

きのうのブログでは、
勝つのは『今できる一歩』を見出せる人
という話をしました。

今日は、その続きです。

なぜ人は、
『今できる一歩』が大切だと
分かっていながら、
それを見失ってしまうのか。

そして、
なぜフォーカスを誤ると、
負け続ける状態に入ってしまうのか。

結論から言うと、
多くの人は
『一気に変わろうとする』
からです。

例えば、
「部下の意見を聞き出せない」を
「一気に聞き出せるようになりたい」
と考える。

ほかにも、
「自分/自社の強みを再定義したい」
という欲求。

あらゆる材料集めから行う必要があり、
一気にできたとしても「ハリボテ」です。

「一気に」は、そもそもムリだし、
一時的に作用しても長続きしません。

でも、少しずつなら出来ますよね。

成果が出ない。
思うように前に進まない。

そんな状態が続くと、
人は焦ります。

すると、本来向き合うべき
『自分の現在地』ではなく、

・うまくいっていそうな人
・派手な成功事例
・即効性がありそうな方法

こうした『外側の情報』に、
意識が一気に向いてしまう。

その結果、起きているのが、
次のような行動です。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
・これがダメなら、次
・次がダメなら、また別の方法
・少し試して、すぐ判断

一見、柔軟で行動力があるように
見えますが、実態は違います。

これは、
『フォーカスを失った状態』です。

フォーカスを失うと、
行動はどうしても『雑』になります。

なぜなら、腰を据えて向き合う前に、
結果を求めてしまうから。

当然、どれも中途半端になり、
積み上がるものはありません。

こんな取り組みをした人が言うのが、

「やったけど、アレはダメだった」
です。

※アレ（すなわち学んだノウハウ）の
せいにしてしまうって事ですね。

一方で、
勝ち続けている人たちを見ていると、
共通点があります。

それは、
～～～～～～～～～～～～～～～～～
変えるものと、変えないものを
はっきり分けている
～～～～～～～～～～～～～～～～～
という点です。

・方向性は簡単に変えない
・やることは、必要以上に増やさない
・その代わり、選んだ一歩には集中する

きのうお伝えした
『今できる一歩』とは、
決して小手先の行動ではありません。

自分の現在地を正しく理解したうえで、
その延長線上にある、意味のある一歩です。

「フォーカス」とは、
何かを足すことではなく、
何をやらないかを決めること
でもあります。

だからこそ、フォーカスを誤ると、
努力しているのに負け続ける、
という状態に陥ってしまう。

ここで、
一度問いかけてみてください。

いま取り組んでいることは、
本当に
『今の自分にとって、
意味のある一歩』でしょうか。

それとも、
『不安を紛らわすための行動』
になっていないでしょうか。

※このご時世、
動けば良いって事ではありません。

勝ち続ける人は、
特別な才能があるわけではありません。

フォーカスを外さず、一歩一歩を
丁寧に積み上げているだけです。

明日は、
では、そのフォーカスはどうやって
見極めればいいのか？

この点を、もう一段、具体的に
掘り下げてみたいと思います。