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『知識』と『行動』の距離感について

  
あなたの自己変容を支援する
伴走型コンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。


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知ることがむつかしいのではない。
いかにその知っていることに
身を処するかがむつかしいのだ。
~司馬遷『史記列伝』~
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経営者さんの壁打ちをしていると
強く思います。


私たちは「知らない」から
悩むのではありません。

むしろ、知識はすでに十分に持っています。


・戦略
・採用や育成
・営業
・数字
・マネジメント

本を読めば、SNSを開けば、YouTubeを見れば、
「やり方」は無数に手に入る時代です。

知ること自体は難しくありません。


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■ では、なぜ悩むのか?
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司馬遷が言うように、
「知ることよりも、知っていることに
 自分をどう処するかが難しい」


本当の課題は、
知識を現場に落とし込み、行動にし、
習慣にし、結果に変えていくこと。

言い換えるなら、
知識を増やすより、知識に合わせて自分を
変える方が難しい。


知っているかどうかではなく、
・生きているか?
・実践しているか?
・続けられているか?
ここで差がつきます。


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■ 結果につながらない最大の理由
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よく聞く言葉があります。

「やるべきことは分かっているんですよね」
「頭では理解しています」
「でも現場になるとできないんです」

要するに、
「知識」と「行動」の間に深い溝がある。
この溝が埋まらない限り、
知識は成果になりません。

これは才能の問題ではなく、
人間は現状維持を選ぶ生き物
(現状維持バイアス)だからです。


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■ 経営者に必要なのは「知識」ではなく
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知識よりも、知識を扱う「器」を
整える必要があります。


・感情を扱えること
・思考が散らばらない土台
・意志を保つ習慣
・不安と折り合いをつける力
・すぐ答えに飛びつかず、問いを深める姿勢

これらが整うと、
知識を使いこなす人に変わっていきます。

ここが 「知識→成果」 の分岐点です。


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■ 本質的な悩みとは?
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厳密に言うと、
「知っているけどできない」ではなく、
知っていることに自分をどう律するかが
分からない。


だから人は、
本を買い、セミナーに申し込み、
ノウハウを集めます。

しかし「棚」が増えても成果は増えません。


必要なのは、
知識を内側に落とし、
行動・現実・習慣・結果に変えること。


知識は外からやってきますが、
生き方は内側から育ちます。


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■ 成果が出る人の共通点
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成果を出す人は、
他人より知っているから成功したのでは
ありません。

知っていることを、丁寧に使い続けただけ。


特別なノウハウより、特別な知識より、
知っていることとの距離感が近い人が強い。


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■ では、その距離を縮めるには?
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答えはシンプルです。

知識を増やすより、内省の回数を増やす。


内省とは、知識と現実と感情と意志が
対話する時間。

内省が増えると、
知っていることが「自分ごと」になります。

すると、
・行動が変わり
・習慣が変わり
・成果が変わる

つまり、成果を分けるのは
「知識のマネジメント」ではなく、
「自己のマネジメント」です。


『自分を知る』ことは、永遠の課題。
僕はそう感じています。

 

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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)

【業務内容】

・「主体性」を生み出す従業員教育の支援
→リーダーシップ/マネジメント

・ビジネスの最適化
→マーケティングの支援

(具体的には)

・「教える」より「引き出す」を軸とし
主体性を発揮する従業員を生み出す支援

・自社の強みを最大限発揮できるビジネスモデルの再定義

・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→社長の壁打ち相手(強み再発見/社長のPDCA支援など)

【略歴】

外資系メーカー東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を実践。

コンサルティング支援においては、経営者さんのビジョンを実現する事を軸とし、時には経営者さん、時には従業員さんとの接点を持ち、ビジョン/ミッション実現のための支援を行う。

関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

◇◆弊社サービス一覧◇◆

・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)

◇◆拙書のご紹介◇◆

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