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人が行動を避けるメカニズム

  
あなたの自己変容を支援する
伴走型コンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。


金曜日、胃カメラと大腸カメラの
検査を受けてきました。


今のクリニックはスゴイですね。

あらゆる競合差別化の取り組みを
体感させていただきました。


ちなみに結果は、切除不要の小さな
ポリープが少しある程度でした。

 

こういった検査って、
正直、準備も手間ですし、
当日も気持ち良いものではありません。

でも、こうした検査を受ける人は、
日本では3割に満たないそうです。


なぜか?

多くの方が、
「怖そうだ」「苦しそうだ」
「今は体調が悪くないから大丈夫」
「時間もお金もかかる、また今度に」
そう思って後回しにしてしまうのです。

けれど本当に怖いのは、
異変が見つかってから。

早期発見なら助かる命も、
手遅れになってしまう事があります。

 

検査を受けない理由として、
以下のようなことがあるそうです。

1,恐怖・不安
・「痛そう」「苦しそう」という
 イメージが強い
・万一「がんが見つかったら・・・」
 という心理的な回避

2,時間・手間の問題
・仕事が忙しくて時間を取りづらい
・予約や前日の食事制限・下剤などの
 準備が面倒に感じられる

3,費用面のハードル
・保険適用でも自己負担が発生する為、
 後回しにされやすい

4,過信(健康に対する)
・「自分は大丈夫」
 「体調が悪くないから受けなくてもいい」
 という思い込み

5,情報不足
・検査の重要性や、早期発見で
 救える命の多さを知らない
・市区町村から案内が来ても流してしまう


これらをビジネスに置き換えると、
以下のような言い方にもできます。

・「痛みの回避」が「成長の回避」に
→現状を変えようとしていない

・「今困ってない」が最大の敵
→問題が顕在化されていない
→問題をあぶり出そうとしていない
→未来のリスクと向き合わない

・「手間とコスト」が行動を止める
→ 投資対効果が伝わらないと
「やらなくてもいい」と判断してしまう

・「知らない」から動かない
→ 十分な情報提供や
「行動の意味付け」がなければ、
 人は重い腰を上げない

 

「自分は大丈夫」
「いまは大丈夫」
と考えていると、いつまでも行動の
先送りをしてしまいます。


従業員教育や新たな仕組み作りを
「今は問題が起きていないから」
と先送りする。

新しい仕組みづくりを
「手間やコストがかかるから」と
後回しにする。

その結果、
いざ大きな問題が表面化した時には、
すでに取り返しがつかない状況にも。


健康診断を受けるのと同じように、
経営にも「予防のための行動」が
ありますし、必要だと思います。

 

・今は問題がなくても、
 早めに手を打っておくこと

・「怖い」「大変そう」という感情を
 乗り越えること

・短期的な手間やコストよりも、
 長期的なリターンを優先すること

これらを意識するだけで、
未来は大きく変わります。


経営者もリーダーも、
日々の判断の積み重ねが未来を作ります。

「今は大丈夫だから」と思うときこそ、
未来に一歩踏み出すチャンスです。


自分に良い疑いを持ち続ける人は、
常に進化、変容されています。


「今は〇〇だから」と、
『今すべき事』に集中しているときは、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 未来を作る思考が不足している時
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と言い換えられるのではないでしょうか。


最近聞かなくなった「今でしょ」は、
奥の深い言葉ですね。


僕は、
「今やらない」という選択をした結果、
その後苦しんでいる経営者さんたちを
何人も見てきました。

その経験もあり、
僕は適度に経営者さんの背中を押す事も
自分の責務だと思っています。


定期健診とは言いませんが、
自分を客観的に判断する機会を持つのと
持たないとでは、日々、年々、
大きな開きになると思います。


以上、胃カメラ/大腸検診からの
学びのシェアでした。

 

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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)

【業務内容】

・「主体性」を生み出す従業員教育の支援
→リーダーシップ/マネジメント

・ビジネスの最適化
→マーケティングの支援

(具体的には)

・「教える」より「引き出す」を軸とし
主体性を発揮する従業員を生み出す支援

・自社の強みを最大限発揮できるビジネスモデルの再定義

・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→社長の壁打ち相手(強み再発見/社長のPDCA支援など)

【略歴】

外資系メーカー東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を実践。

コンサルティング支援においては、経営者さんのビジョンを実現する事を軸とし、時には経営者さん、時には従業員さんとの接点を持ち、ビジョン/ミッション実現のための支援を行う。

関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

◇◆弊社サービス一覧◇◆

・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)

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