ブログ

ホーム » 未分類 » 「この手の解決法は、だいたいコレだ」

「この手の解決法は、だいたいコレだ」

  
あなたの自己変容を支援する
伴走型コンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。


コンサルタントや専門家が、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「この手の悩みは、
 解決法が決まってるんですよ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と口にするのを耳にすることがあります。

でも、僕はそこに強烈な違和感を覚えます。

なぜなら、同じ「悩み」に見えても、
背景や状況、本人の価値観や人間関係は
一人ひとり違うからです。


他人の悩みは杓子定規的な感覚で見る。
でも、自分の悩みは独自のものであると
考えている。

これが私たちに起こっている事と言えます。

 

先日お受けした、
「ウチの営業は動いているんだけど
 それが成果に繋がっていない」
というご相談について。

もしこれに対し、僕が
「営業の悩みはだいたい、これだな」
と、深く理解をしようとすることなく
勝手に決めつけて進めると、どうなるか。

間違いなく、失注するでしょう。
解決以前の問題です。

相手の需要を明確に特定できないのは
コンサルタントとしては失格です。

そして、枝葉で起こっている問題と、
本質的問題の関係性、メカニズムまで
把握しなければなりません。

 

問題というのは、
「ある会社では」という要素だけでなく、
「ある状況においては」だけでもなく、
本人および関わる人(上長、同僚など)など、
あらゆる要素が現状を生み出しています。

ちなみに上記の場合は、
上長からの関わり方に問題の根源が
ある事が明確になりました。
(ご本人がそう認識されたという事です)

営業マンに何ら問題はありませんでした。
(ない訳でなく、問題の根源ではないという事)

にも関わらず、
僕が営業の方の支援を進めたところで
部分最適を繰り返すだけです。

 

このような事例からも見えるのが、
「この手の悩みには決まった解決法がある」
という発想が、いかに危ういかが分かります。

一見すると、
「分かりやすくて頼もしい言葉」ですが、
そこには大切な前提、つまり、
その人固有の状況を丁寧に見ていく姿勢が
すっぽり抜け落ちてしまっています。


経営/マネジメントの現場で起こる課題は、
マニュアルに沿って処方すれば解決する、
ということではありません。

むしろ「何が起きているのか」を
一緒に掘り下げる中で、
ご本人や組織の中に眠っている答えが
浮かび上がってきます。

その答えこそ「納得できる解決策」であり、
再現性を持って前に進める力になるのだと
思います。

 

僕が大事にしているのは、
「解決策を押し付けること」ではなく、
「解決策を共に見つけていくこと」。

それが、伴走型である理由でもあります。

 

本人に「なるほど」と言わせる。

そういうアプローチは一見スマートに
見えますが、行動につながらない限り、
何も変わりません。

「分かったつもり」で終わるだけです。
(言うだけで行動につながらない)

僕はこのアプローチに意味がない事を
何度も目の当たりにしてきました。


ではなく、
「それならやれる!」と目の前の方が感じ、
すぐ行動に移せるところまで支援する。

これが結果への最短距離である、
僕はそう確信しています。

 

もし今、あなたや会社で抱えている
課題があったとしても、
「決まった答え」を探しにいく必要は
ないと僕は思います。

むしろ、その課題は、
「自分たちにしか見つけられない答え」に
たどり着くための入口かもしれません。

 

マニュアル化しなくてはならない事は
マニュアル化する。

それと並行して考えるチカラ、主体性を
養う取り組みも必要です。

 

深く考えないと、
白か黒の二択で答えを出しがちです。

そんなに単純じゃないですよね、人は。


前もって用意された答えで動けない時代。

日々、この様な感覚が強くなっていると
僕はこの仕事を通し、感じています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最も強いものが生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残るのは、変化できる者である。
ーダーウィンー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まさに今の時代に必要な感覚だと思います。
常に変わり続ける事が大切ですね。


意識しなければ、変われません。

なので、まずは変わっていない自分に
気が付ける環境を整える事が大切だと僕も
感じており、そういう環境にしています。


誰しも気づけば、ガンコになってしまうもの。

「脱・ガンコおやじ」ですね。
 
 

-------------------------------------------
【ご案内】
「今の延長線ではなく、未来を描く時間を」
経営者のための“お試し相談”

一緒に、あなた自身の「問い」を
深めるお手伝いをします。

https://ltv-design.com/ltc/

━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)

【業務内容】

・「主体性」を生み出す従業員教育の支援
→リーダーシップ/マネジメント

・ビジネスの最適化
→マーケティングの支援

(具体的には)

・「教える」より「引き出す」を軸とし
主体性を発揮する従業員を生み出す支援

・自社の強みを最大限発揮できるビジネスモデルの再定義

・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→社長の壁打ち相手(強み再発見/社長のPDCA支援など)

【略歴】

外資系メーカー東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を実践。

コンサルティング支援においては、経営者さんのビジョンを実現する事を軸とし、時には経営者さん、時には従業員さんとの接点を持ち、ビジョン/ミッション実現のための支援を行う。

関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

◇◆弊社サービス一覧◇◆

・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)

◇◆拙書のご紹介◇◆

「人を動かす傾聴力」
・部下を意欲的に
・営業の成約率アップ
・積極的な発言を引き出す
など、目の前の人が自発的に動き出す!

---------------------------------------
三省堂書店 池袋本店
ビジネス書週刊ランキング1位獲得
---------------------------------------

Amazonでのご購入はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

https://amzn.asia/d/gytMIC1

◇◆お試し相談はこちら◆◇

http://fd.local/ltc/

---------------------------------------

◇◆平日毎日発信◆◇

メルマガバックナンバーはこちら

https://04auto.biz/brd/BackNumber.htm?acc=hayashida&bid=4

---------------------------------------

最近の投稿

無料メールマガジンでは、
ほぼ毎日この様な記事を発信しています。

ぜひ下記からご登録ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA