あなたの自己変容を支援する
伴走型コンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。

「この本、絶対いいから読んでみて！」

そう勧められたのに、
結局そのまま本棚に眠っている･･･。

そんな経験、
誰にでもあるのではないでしょうか。

ちなみに僕も、
「勧められたから買ったけど、
　積ん読のまんまの本」は、
以前までは常に積みあがってました。

不思議ですよね。
理屈で考えれば
「読めば自分のためになる」のは
よ～く分かっている。

でも、なぜか手が伸びない。

実はこれ、
人の行動原理をよく表しています。

行動に移すかどうかを決めるのは、
良い/悪いという理屈ではなく、
「納得しているかどうか」
「腑に落ちているかどうか」なのです。

例えばですが、、、

・「早起きはいい」
　と知っていても布団から出られない

・「英語を学んだ方が仕事に有利」
　と分かっていても始めない

・「スポーツジムに通うほうが健康」
　と分かっていても、いかない

・「メルマガを書いたほうがよい」
　と分かっていても、一歩目が出ない

どれも理屈では理解しています。

けれど、
本人が「なるほど！だから今やろう」
と腹落ちしていないと、
行動にはつながりません。

だからこそ、
リーダーが人に動いてもらいたい時、
ただ「正しいこと」を伝えるだけでは
不十分だし、他者は動きません。

自分ごとで考えると分かりやすいですね。

相手の頭ではなく、
心に届く「納得感」をどう作るかが
勝負になるのです。

「人は正しいことでは動かない。
　納得したことにしか動かない。」

「人は感情で動き、理屈で正当化する」

この原理を理解するだけで、
コミュニケーションの質は大きく変わります。

あなたが最近
「理屈では分かっているけれど、
　まだ手を付けていないこと」は何ですか？

ありますよね。

僕はクライアントさんとの面談では、

「あ、そう考えたら動けるよね！」

という事を共に発見していくことが
大切なゴールのうちの１つです。

要は、納得感。

最適解は、理論上の話です。

それだけで動ける人は、
割り切って動ける人でしょう。

でも、自らの想いを大切にしたい人は
それだけではスッと動けません。

自分を理解するからこそ、
他者を理解できます。

自分を理解するには、
「自分に良い疑いをかける」こと。

それができる人は、
より、人を動かす事ができます。

そして、自分を知る機会を持つことが
リーダーには求められます。

外に向けた思考、すなわち、
「方法/理論/ノウハウを探す事」より、

内側に向けた思考、いわゆる
「内省する機会を持つこと」が
自他ともに成長できる時間だと思います。