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「事実と解釈」を「正しく」分ける

  
あなたの「自分らしさ」と「結果」の
両立を支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。


僕はやはり経営者さんからのご相談を
お受けする機会が圧倒的に多いです。

そのなかで、
「事実」と「解釈」を混同させているな、
と感じることがよくあります。


以下、
「事実」でしょうか、「解釈」でしょうか?


——————————————-

・「Aさんがやる気がないように見える」
→解釈です。

事実は、
「こっちから指示した業務を定時までに
 終えていない」
「質問に対して返答が曖昧だった」
「こっちの要望通りに働かない」
など、観察できる行動です。

————————————————

・「Aさんは最近、会社の方針に
  不満を持っている」
→解釈です。

本人が「不満だ」と言っていない限り、
それは観察者の解釈です。
事実にするなら、
「Aさんは発言が少ない」
「Aさんは会社の批判(から)を言う」
となります。

————————————————

・「Bさんは、
 ミスをしても反省していない」
→解釈です。

事実は「ミスについて説明を求めたが、
『すみません』とだけ言って会話を終えた」
などを言います。

————————————————

・「Aさんが怒っていた」
→解釈です。

「怒っている」というのは受け取り側の
感情の推測にすぎません。

————————————————

・「最近、お客さんの反応が
 悪くなってきた気がする」
→解釈です。

事実に直すと
「アンケートの評価が平均4.3から
 3.8に下がった」
「リピート率が80%から65%に落ちた」
など、
具体的に数値化された情報になります。

————————————————


いちばん良くないのが、
「解釈(感情)」に対し「解釈で返す」事。


そもそも、話になりません。
会話がかみ合いませんからね。

 

起こっている事実に対し、
その事実をただす。

これが仕事です。


会議の発言が少ないAさんには、
「全員の合意をもって取り組む必要が
 ある議題であり、今日で決まるので
 意見を言ってください」と伝える。
これが仕事です。


もしこれを解釈で対応すると、、、

「またAさん話さないよ・・・」
「言ってもムダだな」

という風になっちゃいます。


もしくは、
Aさんの解釈の仕方を聞いてみる。

「解釈の仕方」というのは、事実です。
その事実が本来とズレているなら、
それを正すことを行う。

 

こっちの解釈と、あっちの解釈は違います。

従業員と社長、売り手と買い手など、
立場のちがう2人では解釈が変わって
当然ですよね。

 

どんな立場の方でも、
「事実」と「解釈」を「すべて正しく」
出来ている訳ではないと思います。

特に、過去の経験からくる偏見が
事実をひん曲げてしまいます。


という事を、
僕は伴走支援を通し、強く感じます。

 

「どうしようもない」
と思っていること。

この「どうしようもない」は、
解釈にすぎません。
事実ではないのです。


これに気づいた人は、
いままで超えられなかった問題の障壁を
超えていかれます。


まずは自分の「解釈」と「事実」の
適切な分け方ができるかどうかですね。


 
オマケ:
いまのダイエットがいい感じでして、
停滞期を迎える事なく落ちています。
少しずつですけど。


狂気とは、同じ行動を繰り返しながら
違う結果を望むことである。
(アインシュタイン)

効果のないダイエットを繰り返しても
効果は出ませんねぇ~。




伴走型コンサルタント 林田康裕


━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)

【業務内容】
・「主体性」を生み出す従業員教育の支援
→リーダーシップ/マネジメント

・ビジネスの最適化
→マーケティングの支援

(具体的には)
・「教える」より「引き出す」を軸とし
 主体性を発揮する従業員を生み出す支援

・自社の強みを最大限発揮できるビジネスモデルの再定義

・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→社長の壁打ち相手(強み再発見/社長のPDCA支援など)

【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、経営者さんのビジョンを実現する事を軸とし、時には経営者さん、時には従業員さんとの接点を持ち、ビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

◇◆弊社サービス一覧◇◆
・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)


◇◆拙書のご紹介◇◆
「人を動かす傾聴力」
・部下を意欲的に
・営業の成約率アップ
・積極的な発言を引き出す
など、
目の前の人が自発的に動き出す!
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