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固定給 vs 成果報酬 どちらが良いか?

 
あなたを伴走支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。

 

経営者さんというのは、
額面上では役員報酬が決まってはいますが、
基本的には会社の出来高次第。

いっぽう、会社に勤めている方は
一定の固定給があります。

 

僕が経営者さんとお話をするときに
よく話題に出てくるのは、
「給料を上げるべきかどうか」
という話題です。


※今日のお話はあくまで、
 人間の心理的なお話です。

 


すでにご存じの方も多いかも
しれません。

人というのは、
不確実であればあるほど、
それにハマっていくと言われてます。

「釣った魚にエサをやらない」
というのも同じ心理でしょう。


逆に言えば、
「答え」「報酬」が決まっているものに
そこまでの執着心が持てずに、
あまり頑張れなくなる、という事です。

 


「武器になる哲学」(角川文庫)で、
エドワード・デシという方が、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
予告された報酬は、
創造的な問題能力を著しく毀損する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と言っています。


僕のサラリーマン経験を思い出しても、
確かにそうだな、と思います。


給料が上がっていった。
会社としては、過去の頑張りもですが、
それよりも先行投資の感覚で給料を
上げていることが大抵です。
(社長の考えとして)

要は、
「期待してるから頑張ってよ」
をカタチにしたもの、と言えます。


にもかかわらず、僕のある後輩は、
「自分はこれだけの事をやっている。
 もっと給料をもらうべきだ」
と、
現状を「当たり前」「自分の手柄」と考え、
会社にさらなる欲求をしていました。
(一人ではありません)

 


固定報酬となると、
「権利」を主張する人が出てきます。


人の心に長期的な火をつけるには、
内発的動機付けが必要になります。

でないと、いつまでも他者からの
刺激次第となってしまいます。


内発的動機付け、いわゆる、
主体性ですね。

 


他者の主体性を引き出すためには、
「伝える」だけでは困難です。

自分で考えるチカラを少しずつでも
磨く環境を提供すること。

 

僕はサラリーマン時代に、
「伝えることの限界」を理解しました。

そして「伝える」事に依存しない
主体性を発揮する関係を構築する
かかわり方を学ばせていただきました。

 

動かしたい人はいますか?

「条件」で釣れるのは、一時的だと思います。


「動かそうとする」ために取り組むより、
「内発的動機付けを作動させる」ために
取り組む方が長期的な成果になると僕は思います。


 

 




伴走型コンサルタント 林田康裕

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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→マーケティング
≪LTV(顧客生涯価値)≫に重きを置いた支援を行っています

・経営者の想いを社内に浸透させ、従業員の行動に変える支援
→従業員教育(マネジメント)
を、伴走スタイルでサポート。
(カンタンに言うなら、経営者と従業員のつなぎ役です)

【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、クライアント本人が気づいていない潜在的欲求を引き出し、クライアントのビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

◇◆弊社サービス一覧◇◆
・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/マーケティング/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート


◇◆拙書のご紹介◇◆
「人を動かす傾聴力」
・部下を意欲的に
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・積極的な発言を引き出す
など、
目の前の人が自発的に動き出す!
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