ブログ

ホーム » 未分類 » 「少しずつ改善」は悪の道?

「少しずつ改善」は悪の道?

  
あなたを伴走支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。


あらゆる業種、あらゆる規模の
クライアントさんと接していて思う事が
あります。


「こういう経緯があったので、
 ここを少しずつ修正していってます」

このように言われる事は少なくありません。


ただこの「少しずつ修正」。

これは、1度や2度ではなく、
10回や20回以上行われている事が
ほとんどでしょう。

 

小さな改善を繰り返すこと自体は、
悪いことではありません。

PDCAを回す、って事ですし。


ただ問題なのは、、、
「PDCAを回す基準」というのが、
根本目的から逸脱してしまっている事に
気づいていないということ。


分かりやすく言い直すと、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「自分目線の身勝手な改善の繰り返し」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
があまりにも多いという事です。

 


中小企業の事例で言いますと、
「従業員との接し方」について。


「今までこういう経緯があったから・・・」
と聞くことは多いのですが、

「こういう経緯」というのが、
ネガティブ経験であることが多いです。


そして、
「本来はそう改善すべきじゃない」
という、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ネガティブが起こらない事を主たる目的
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
にした改善をされているのです。


本来であれば、
従業員が主体的に動くことを目的に
しなければなりません。

ですが、「イヤなことを避ける」ために
改善をしている。


となりますと、
理想の状態に到達することはありません。

 

PDCAには、明確な基準/指標が必要です。

イヤを避けることが目的ではなく、
理想の状態に向かう事が目的ですよね。

 


経営者は、良き相談相手がいないもの。

なので結果的には、「自らの経験」を
・ポジティブ経験は増やしたい
・ネガティブ経験は減らしたい
という、

「よりイヤな状態を遠ざける」ように
無意識で変えてしまっているのです。

 


少しずつ変える前に、
目的をしっかりと定めること。

目的を定めたら、
自らの決断がバイアス(偏見)なく
正しく出来ているかどうか。

 

経営者は、決断が最重要任務です。
あなたの決断が会社を左右します。


自分よがりにならないように、
気をつけなければならないですね。

 




伴走型コンサルタント 林田康裕

◇◆お試し相談はこちら◆◇
https://ltv-design.com/ltc/


━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→マーケティング
≪LTV(顧客生涯価値)≫に重きを置いた支援を行っています

・経営者の想いを社内に浸透させ、従業員の行動に変える支援
→従業員教育(マネジメント)
を、伴走スタイルでサポート。
(カンタンに言うなら、経営者と従業員のつなぎ役です)

【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、クライアント本人が気づいていない潜在的欲求を引き出し、クライアントのビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

◇◆弊社サービス一覧◇◆
・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/マーケティング/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート


◇◆拙書のご紹介◇◆
「人を動かす傾聴力」
・部下を意欲的に
・営業の成約率アップ
・積極的な発言を引き出す
など、
目の前の人が自発的に動き出す!
---------------------------------------
三省堂書店 池袋本店
ビジネス書週刊ランキング1位獲得
---------------------------------------

Amazonでのご購入はコチラ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://amzn.asia/d/gytMIC1

無料メールマガジンでは、
ほぼ毎日この様な記事を発信しています。

ぜひ下記からご登録ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA