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社長の知らないルールが存在する

 
あなたを伴走支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。

 

僕がサラリーマンの時の話です。


10月に営業の管理職として
東京本社に転勤しました。

12月決算にもかかわらず、
目標に対し1か月分ビハインド状態。

残り3か月で4か月分の売上を作る。
という、とにかくスピード勝負です。

 

急がば回れ。

いきなり行動するのではなく、
まず営業チームの子たちと個別で
面談を行いました。


「日々、どう過ごしているの?」

僕は、良い/悪いは脇に置いといて、
現状を正確に把握する事に専念しました。


すると、自ずと問題が見えてきました。

不毛な表敬訪問が1日の活動の
半分強を占めていたのです。

 

なぜその様な事をしていたのか。

ルート営業を経験した事がある人なら
分かると思うのですが、

多少無理やりに買ってもらった
「つじつま合わせ」として、
意味のない訪問によって自分を正当化する
と言う事をしていたのです。


もちろん、そのムダを省くために
どのように行動するか指示しました。

 


この面談をおこなう前までは、
みんな「日々とても忙しい」と
言っていました。


そうなんです。
「自分は忙しい」と勘違いを
していたとも言えます。

もしくは、
「この様に働くのが当然なんだ」と
自分で自分の問題に気づいていなかったか。

 


という感じで、
どの部署におきましても、

「こうしなくちゃいけない」
「こうするのが当たり前だ」

と言う刷り込みのような間違った行動が
存在しています。

 


社長の立場から、

「はい、毎日忙しいです」

と従業員から言われると、
「そうなんだ」と捉えてしまうかも
しれません。


でも、
「何がどう忙しいのか」まで聴けば、
このような問題が顕著になります。

 


と言う風に、
社長が知らない所であらゆる問題が
あります。


その問題の根源は、
「社長の知らないルールが存在する」
ということ。

 


従業員が100人以上いるなら
全従業員の把握は難しいでしょう。


でも、数十人以内であれば、
従業員の事を個別に把握することは
そんなに難しい事ではありません。

 


メスを入れるべきところに、
メスを入れることができているか?

それ以前に、
メスをどこに入れるべきなのか?を
把握できているか。

上記のような事は中小企業には
山のように潜んでいます。

 


従業員が思うように動いてくれない。

その理由はどこにあるのか。


従業員のグチを言ってるだけでは
何も始まりません。
(永遠にグチを言うだけになります)

 


社長というのは、
従業員の肩代わりをする人じゃありません。

社長とゴールを共にして、
お互い成長し合う必要があります。
(従業員だけじゃなく、社長も)

 


従業員の抽象的な発言に対し、
「忙しいならこれ以上求められないな」
と思ってしまうと、何も始まりません。


お互いの成長のためにも、
相手をしっかり理解する事が大切であり、
その様な時間を定期的に取る必要があります。

 

 

まずは問題を見つける。

その前に、
それを理解する為の時間を取る。


それがスタートですね。

 

————————————

余談:

今日は2時に目が覚め、
二度寝もなんだしなあと思いつつ、
超・早朝筋トレに行きました。


あさイチから筋トレをすると、
頭が急加速で回る感覚になります。

 

そろそろぜい肉を落とすことも
着手しなければなりません(笑)




伴走型コンサルタント 林田康裕

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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→マーケティング
≪LTV(顧客生涯価値)≫に重きを置いた支援を行っています

・経営者の想いを社内に浸透させ、従業員の行動に変える支援
→従業員教育(マネジメント)
を、伴走スタイルでサポート。
(カンタンに言うなら、経営者と従業員のつなぎ役です)

【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、クライアント本人が気づいていない潜在的欲求を引き出し、クライアントのビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

◇◆弊社サービス一覧◇◆
・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/マーケティング/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート


◇◆拙書のご紹介◇◆
「人を動かす傾聴力」
・部下を意欲的に
・営業の成約率アップ
・積極的な発言を引き出す
など、
目の前の人が自発的に動き出す!
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