あなたを伴走支援するコンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。
例えばですが、
ホームページのデザインをリニューアルし
売上が上がったとします。
すると、
「デザインを変えたから売上が上がった」
と考える、これが普通です。
ですが、ひょっとすれば、
・競合が倒産した
・知らないインフルエンサーの影響
・金利に何らかの影響があった
・雨の日でオンライン利用者が増えた
など、
可視化し切れない事が起こっている
可能性があります。
では、
「デザインを変えたせいかのかどうか」
を調べるのであれば、
・旧デザインのページ
・新デザインのページ
というABテストをすれば、
その答えは見えてきます。
でも、普通はこんな事しませんよね。
ABテストを違う事で行うとしても、
上記の様な事例ならきっとABテストは
しない事がほとんどでしょう。
たいていの場合は、
成果が出たら手放しで喜んでしまい、
「成果が出た理由」を深掘りすることは
ありません。
ですが、
良い疑いをかける、という意味で、
目に見えない事実がまだまだあると考え
それを明確にするための取り組みはとても
大切だと思います。
「反事実」を検索エンジンで調べると、
【仮に〇〇しなかったらどうだったのか】
という、たら・ればシナリオのこと、
と出てきます。
自社を利用してくれている理由を
さらに明確に定義することは大切ですし、
その為にもこの反事実を探る様な取り組みも
とても大切になります。
聞く、試す、
これらを辞めてはいけないですね。
売れている理由を見誤っている方は
少なくありませんので。