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ハーバードのおもしろ実験

わだちコンサルティングの林田です。

 

ハーバードビジネススクールで
こんな実験をしたそうです。

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学生にビジネススーツを着用させたら、
人間関係や他人の利益に払う注意が
大幅に減った、と。

 

日本人風に言い換えると、
「なめんなよ俺を」という感じで
自分を強くアピールする様になったんです。

そして、他人への思いやりが減りました。

 

 

 

ただ私服をビジネススーツに変えただけで
大幅に人としての振る舞いが変化しました。

 

この理由は色々考えられるとの事でしたが、
そのうちの1つとして、

「お人よしになってしまう事を恐れて、
より品格ある自分を引き出そうとしなくなる」

というものです。

 

要は、スーツを身にまとうと、
スーツを着ている自分相応の振る舞いを
しなければいけない、という思い込みが
発生してしまうという事です。

 

 

 

僕はこの実験結果を聞いて考えさせられました。

というのも、
私たちはやはり自分の相応の肩書きがあり、
その肩書き相当の価値を提供しなければ、、、と
考えるのがフツーです。

 

ですが、逆に言いますと、
「肩書きに囚われすぎてしまう事によって、
人間らしい振る舞いが最優先事項ではなくなる」
というのを知らず知らずのうちにやってしまう事が
起こり得ます。

 

 

 

 

当たり前の事なんですけど、
サービス提供者はプロとしての価値以前に、
人間としての相応の振る舞いが大切になります。

どれだけ素晴らしい専門分野を持っていても
人としての欠陥があれば台無しになりますよね。

 

 

上記の実験では、
スーツに着替えるだけで人間としての温かみが
欠けてしまった、と書かれています。

これは無意識の結果でしかありませんし、
私たちも自分の肩書きに囚われてしまって
いるかもしれません。

 

 

 

 

専門性の高い仕事や、
お客さんとの距離感が近い仕事はとくに
人としての素養を問われます。

 

選ばれた理由の入口は専門性かもしれない。

でも、継続的なお付き合いの理由は、
「人として」のところが強くなります。

 

 

 

肩書きに囚われすぎてしまい、
「自分らしさ」を失っていないか。

この様に書くと当たり前の事ですが、
いざ自分の事となると冷静に見えなくなります。

 

 

自分の立ち位置は定期的に確認したいですね。

 




伴走型コンサルタント 林田康裕

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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→マーケティング
≪LTV(顧客生涯価値)≫に重きを置いた支援を行っています

・経営者の想いを社内に浸透させ、従業員の行動に変える支援
→従業員教育(マネジメント)
を、伴走スタイルでサポート。
(カンタンに言うなら、経営者と従業員のつなぎ役です)

【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、クライアント本人が気づいていない潜在的欲求を引き出し、クライアントのビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

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・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/マーケティング/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
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