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不都合な事実ほど耳を傾ける(サンクコスト効果)

 

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今のリソース(資源)だけで成果が飛躍。
あなたが主役として活躍し続ける伴走型の
コンサルタント

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わだちコンサルティングの林田です。

 

「今まで積み上げてきたやり方」
「今まで積み上げてきた考え方」

がビジネス発展の阻害要因になる、
というお話です。

 

イギリスとフランスの共同開発で
作られた超音速飛行機、コンコルド。

僕が子どものころ、
模型や本を見て憧れていました。

 

最高速度がマッハ2.0。

と言われてもピンときませんよね。。

もっと分かりやすく言うと、
ニューヨークとパリ間が3時間45分で
移動できるそうです。

普通の飛行機であれば7時間くらい
掛かるので、倍近いスピードですね。

 

 

計画スタートは1962年予定でしたが
機体開発がはるかに遅れたそうです。

さらには、
開発費用が当初の見込み額を大幅に
超過することが早期に判明しました。

そして、そもそもの売上。

販売見込み金額に対しても多くの疑問が
投げかけられていました。

さらには、当時の時代背景的に
航空ビジネスが大量輸送の方向に
シフトしつつありました。

 

ですが、コンコルドは旅客100人。

しかも燃費も非常に悪くて、
時代背景とは真逆の状態でした。

 

 

結果的には、

「今すぐ中止して違約金を払うほうが
開発を続けた場合よりも損失額が
ずっと軽く済む」

という結論が出かけていました。

ですが、
そのまま政策に踏み切ったそうです。

 

 

その後のコンコルドは、、、

たった16機を国営航空会社に販売し
その後製造中止で撤退となりました。

 

 

開発費用は予測の5倍。
販売計画も都合の良い計画のみ。

 

 

客観的に聞いていると、
すぐ中止した方がいいでしょ!
という話にしか聞こえないと思います。

でも、中止しなかったのは

「否定的な結論を否定した」

っていうのが最大の理由と言われてます。

国が動いてやっていた事なのに
こんな事になっちゃうんですね。

やっぱり、
自分の事となるとこうなるもんです。

 

 

 

以前にも何度か書きましたが、
≪サンクコスト効果≫について。

(埋没費用を回収しようとするあまり、
ダメと分かっていても今までと同じ
行動を続けてしまうという心理)

「今までこのやり方でやってきたから」
「これしか方法がないから」
「だからこのまま続ける」

こういうパターンって本当に
多いと自分の仕事上で感じます。

・今までこの価格だったから
・この接し方だったから
・このサービスがウチの生命線だから

いろいろあるとは思います。

 

 

今のビジネスの状態がMAXの
状態ならいいと思いますが、

大抵の人はさらなる成長を求めて
行動されていると思います。

 

 

では、実際のところ、

「MAXの状態がどこまでか?」

を事前に想像できているかどうかで、
今の進め方が的確なのかどうなのか
判断できると思います。

 

MAXの状態とは、
ココでは時間軸のMAXとします。

お金は外部から多少なんとでも
できますが、
時間は有限ですからね。

 

 

 

今の働き方が最大化された時、
それは自分の望む結果になるのか?

時間MAXで働いた場合、
望むゴールに達するのか?

この様な疑問を投げかける事で
自分の今の働き方が自分にとって
適切かどうか分かるはずです。

先にこの様なシミュレーションを
しておかないと、
間違えたゴールを目指す事になります。

 

 

 

今は調子が良いからといって
未来を見ようとしない。

今は以前より良くなっているから
良しとする。

この様な考え方であれば最終的に
行き詰まってしまいます。

 

 

時間は有限ですから、
その時間をどう使うか。

言い換えると、

「捨てること」「選択すること」

は本当に大切になると思います。

 

 

集中する所に集中する。

パレート(2:8)の法則も
同様でしょう。

 

 

 

中小企業さん、
もしくは自分1人のビジネスなら、
全部選択する事は不可能だと思います。

何に集中するか。

それ以前に、
今の進み方を続けていけばどうなるか?
を明確にしておく事。

 

見たくない事、
不都合な事実かもしれないですが、
これを見定めておかなければ全てが
かみ合わなくなります。

向かう所に最短で向かうには
余計な荷物は降ろしていかないとな、
と僕も思います。

 

 

「すべては選択できない」
「全員は救えない」

僕はお付き合いさせて頂く方の
ルールは明確にしています。

例えば、
虚勢をはる人とは取引しない、とか。

 

 

理想の未来を見るのも大切ですが、
事実ベースでそこに本当に向かえるか
どうかを数値化するのも大切だ、

 

というお話でした。

体と心の健康は保ち続けたいですね。

 

 

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伴走型コンサルタント 林田康裕

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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→マーケティング
≪LTV(顧客生涯価値)≫に重きを置いた支援を行っています

・経営者の想いを社内に浸透させ、従業員の行動に変える支援
→従業員教育(マネジメント)
を、伴走スタイルでサポート。
(カンタンに言うなら、経営者と従業員のつなぎ役です)

【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、クライアント本人が気づいていない潜在的欲求を引き出し、クライアントのビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。

◇◆弊社サービス一覧◇◆
・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/マーケティング/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート


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