林田です。
僕は外資系のメーカーに
勤めていたのですが、
ちょっとした成功事例を
思い出す事がありました。
関西空港内のローソンで、
くまモンのぬいぐるみが
大量に陳列されていました。
1つのくまモンの幅が30cm位。
そのくまモンが、店外から見て
15個位だったでしょうか、
横に一列に陳列されていました。
横幅、だいたい4.5メートル。
どうでしょうか。
もしあなたが商品を店内で
取り扱っているなら、
この様な大きなスペースを
1つの商品で全て陳列と言う様な
取り組みは出来るでしょうか。
一般的に言われるのは、
スーパー、コンビニ、
ホームセンター等において、
同一商品を2列に並べると、
その商品の売上が120~130%位
アップするとも言われています。
どんな商品、メニューを
取り扱っていても、
多くの種類を陳列したいと
思うモノです。
ましてや、このくまモンの様に
同じ商品を横並びで
これだけのスペースに置く事、
勇気が必要ですよね。
他の商品が置けませんから。
でも、このローソン、
外国人の女性2人組が
買っていってました。
いくらなのか見てませんが、
数千円するはずです。
コンビニにおいての客単価は
比較的低い事が想像できます。
そして、大量のスペースを
くまモン一色にし、
1個数千円のぬいぐるみが
売れて行ったのです。
これは陳列の話だけではなく、
マーケティング全体として
言える事です。
「一極集中する事」
商売をしていると、
あれもしたい、これもしたい
あれも売りたい、これも売りたいと
考えてしまうモノです。
しかし、あれもこれも、と
お客さんが見てしまったり、
案内されたりしてしまうと、
何を買ってよいのか分かりません。
これは、メルマガでも言えます。
ネットショップのメルマガでも、
「~~セール」と言った感じで、
1つのメルマガに10個程度の
商品が案内されている事もあります。
どれ買いますか?
どれに興味持ちますか?
お客さんは、
思考が複雑化してしまうと
買う、と言う行動には至らず
離脱してしまいます。
ネットでなくても、
店頭でもそうです。
接客でもそうです。
陳列で言っても、
一定のスペースを一色に
染める方が売上が上がると
言われています。
お客さんに訴求するには、
浅く広く、ではなく、
狭く深くのメッセージ、訴求を
行う事が大切です。
ちょっとしたローソンの棚でも、
俯瞰(客観視する事)していくと
商売のあらゆるヒントに
なるモノです。
日常からマーケティングの視点を
持つ訓練をする事、
僕は心掛ける様にしています。
ちょっとした景色でも
商売のヒントは山の様に
あると思います。
あなたの近所の
流行っているお店、
何か理由がきっとあるはずです。
他店を見る事が
客観視できる良い方法ですね。
・既存顧客・既存商品で売上アップ
・顧客獲得価値
・顧客生涯価値(LTV)を上げる
マーケティングコンサルタント
林田康裕
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伴走型コンサルタント 林田康裕
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━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→マーケティング
≪LTV(顧客生涯価値)≫に重きを置いた支援を行っています
・経営者の想いを社内に浸透させ、従業員の行動に変える支援
→従業員教育(マネジメント)
を、伴走スタイルでサポート。
(カンタンに言うなら、経営者と従業員のつなぎ役です)
【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、クライアント本人が気づいていない潜在的欲求を引き出し、クライアントのビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。
◇◆弊社サービス一覧◇◆
・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/マーケティング/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート
◇◆拙書のご紹介◇◆
「人を動かす傾聴力」
・部下を意欲的に
・営業の成約率アップ
・積極的な発言を引き出す
など、
目の前の人が自発的に動き出す!
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