あなたの自己変容を支援する
伴走型コンサルタント
わだちコンサルティングの林田です。
「認知的不協和」って、
聞いたことありますか?
たとえばダイエットで言うなら、
・「今日は頑張ったから、
ちょっとくらいいいよね」
と、自分を正当化する
・「明日から本気出す」と先延ばし
・「ストレスが溜まる方が体に悪い」
と別の理屈を持ち出し、食べる
みたいに、
矛盾する認知を同時に抱えた状態、
またその際に覚える不快感やストレスの
ことを言います。
中小企業で起こる認知的不協和。
【事例1】
・「人が育たない…」と言いながら、
教育に投資していない
認知していることは、
「社員にはもっと自分で考えて動いてほしい」
でも、
「教育に時間もお金もかけていない」
という矛盾に気づかぬまま、
「結局、人が悪い」と正当化してしまう。
結果、
現場には常に“使える人材がいない”状態が続く。
【事例2】
「売上を伸ばしたい」と言いながら、
新しい挑戦を避けている
認知していることは、
「今年こそは売上アップを狙いたい」
でも、「今のやり方を変えるのは不安」
この矛盾を解消するために、
「景気が悪いから仕方ない」
「人材が足りないから無理」と
外的要因のせいにすることで、
自分を納得させてしまう。
【事例3】
「社員には本音で話してほしい」
と言いながら、自分は本音を話していない
認知しているのは、
「社員には率直に言ってもらいたい」
でも、
「自分は立場上、言いたいことを我慢している」
「どうせ言ってもムダ」と思っているのは、
実は社員ではなく自分の方かもしれません。
【事例4】
「仕事を任せたい」と言いながら、
全部自分でやってしまう
認知しているのは、
「現場にもっと任せるべきだ」
でも、
「自分がやった方が早いし、確実」
この不協和を放置すると、
「うちの社員は頼りないからさ…」といった
勝手な納得で帳尻を合わせるようになり、
誰も育たず、ずっと忙しい経営者人生が
続くことになります。
と、認知的不協和というのは、
「本当はこうしたい(またはこうあるべき)」
という理想と、
「でも実際は…」という現実のギャップが
もたらす『心のざわつき』です。
そしてこの不協和を放置していると、
知らず知らずのうちに
「正当化」「責任転嫁」「思考停止」に走り、
大事な意思決定を見誤ることもあります。
必要なのは、
「自分の中の矛盾に気づく力」です。
それがあるかないかで、
会社の未来の選択肢は大きく変わります。
自分と向き合おうとする人は、
この認知的不協和と真剣に向き合い、
何らかの解決策を動かしにかかります。
向き合えない人は、
「分かっちゃいるけど・・・」という言葉で、
自分を正当化するだけで、何もしません。
結果的には、何も変わらない状態が
そのまま続いてしまいます。
「分かっちゃいるけど・・・」
という言葉のたいていは、
認知的不協和を生み出しています。
「分かっちゃいるけど・・・」
の言葉の続きには、
・忙しいから
・今はタイミングじゃない
・今はそれを優先すべきではない
・お金が、、、
・人が、、、
などなどが来るでしょう。
その上で、どうするか。
現状は、誰が見ても同じです。
その見えた景色から何を感じ、何をするか。
これがちがいを生みます。
変えるべきことを、どうするか。
何かを変えなければ、変えれません。
今日は6月1日です。
もう6月?まだ6月?
解釈は人次第であり、
行動も人次第ですね。
伴走型コンサルタント 林田康裕
━━━【この記事を書いた人】━━━
株式会社わだちコンサルティング
代表取締役 林田康裕(はやしだやすひろ)
【業務内容】
・「主体性」を生み出す従業員教育の支援
→リーダーシップ/マネジメント
・ビジネスの最適化
→マーケティングの支援
(具体的には)
・「教える」より「引き出す」を軸とし
主体性を発揮する従業員を生み出す支援
・自社の強みを最大限発揮できるビジネスモデルの再定義
・経営者の頭の中の構想を具体化な取り組みに変える支援
→社長の壁打ち相手(強み再発見/社長のPDCA支援など)
【略歴】
外資系メーカーにて約10年勤務。
東京本社にて営業チームのマネジメントおよび戦略策定を行うなかで、部下が自発的に動き出すための関わり方を学ぶ。
コンサルティング支援においては、経営者さんのビジョンを実現する事を軸とし、時には経営者さん、時には従業員さんとの接点を持ち、ビジョン/ミッション実現のための支援を行う。
関西外国語大学外国語学部英米語学科卒業。
◇◆弊社サービス一覧◇◆
・経営者さんのビジョン/ミッション再構築
・タスクの進捗管理(PDCAサポート)
・主体的に動く従業員の教育支援
・企業研修(傾聴/従業員教育)
・会議などのファシリテーション
・従業員との1対1面談の支援
・上記の代行/協働サポート
・ビジネスモデルの最適化(マーケティング)
◇◆拙書のご紹介◇◆
「人を動かす傾聴力」
・部下を意欲的に
・営業の成約率アップ
・積極的な発言を引き出す
など、目の前の人が自発的に動き出す!
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