ブログ

ホーム » 未分類 » 「流行り」「最新」で勝負をしない

「流行り」「最新」で勝負をしない

林田です。

 

ドミノピザが7年ほど前に
イタリアに進出したそうです。

そして先日、イタリアから徹底する事が
決まりました(運営会社が破産)。

 

本場イタリアにアメリカピザの文化を
広めるのは難しかったんだろう・・・

とか言う意見もあるみたいですが、
実際のところはそうじゃないみたいです。

 

 

パンデミックになり、
イタリアで宅配ピザのアプリが開発され、
町のピザ屋さんも宅配するようになりました。

そして、
今までは「利便性」という所において
優位だったドミノピザが勝てるところが
なくなった、という見方が強くなってます。

 

 

 

お茶がペットボトルとして売り出された年、
いちばん最初に出したのは伊藤園でした。

その年はお茶では伊藤園が断トツ1位。

でも、、、
その翌年は1位ではありませんでした。

 

1位になったのは、コカコーラです。

理由はカンタン、
「マネされた瞬間にもっとも大きな市場を
持っていたコカコーラが勝った」
だけです。

 

 

 

上記は大手の事例かもしれませんが、
中小のビジネスは
「一時的にしか勝てないところ」
で勝負をしてはいけないと思います。

 

利便性という機能的価値によって
選ばれていたドミノピザが選ばれなくなった。

お茶のペットボトルを出しても、
結局は市場を握ってるコカ・コーラに
一瞬で負けてしまった。

 

 

流行りの商品とか、
(タピオカとか台湾カステラとか)
集客法とか、
(なんちゃらアプリとか)
流行りのビジネスモデルとか。

こういったものを真っ先にやることで
勝ちに行こうとするのは、長続きしません。

大手にお金を積まれたら負ける様なところで
勝負をしない方がいいですよね。

 

市場に風穴を開けるならまだしも、
一時的にその市場を奪おうという動きは、
やはり一時的にしか作用しません。

 

 

 

中小のビジネスでは、
「何を軸に生きて行くのか」という事が
大切だと思います。

流行りのツール等に全力投球してしまうと、
大変な事になってしまいます。

それよりも、自分/自社の核となる部分を
磨き続けること。

磨くというのは、
質を高めることもそうですし、
伝え方を市場に合わせて変化させていく事も
磨く事になります。

そして、
これが長続きの絶対要素だと思います。

 

 

新たな武器を1つ2つ増やすより、
核となる武器の精度を高める。

より対象者にしっかり届く様なメッセージに
なる様に何度も何度も見直してみる。

 

売れていない時は、
存在価値も存在意義もあるにも関わらず、
「価値」か「存在」かのどちらかが
伝わっていないだけですね。

 

1回やって終わり、はもったいないです。

毎日/毎回、テストのつもりで繰り返し、
精度を高めていきたいですね。




伴走型コンサルタント 林田康裕

◇◆お試し相談はこちら◆◇
https://ltv-design.com/ltc/

無料メールマガジンでは、
ほぼ毎日この様な記事を発信しています。

ぜひ下記からご登録ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA