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コンサル事例【思い込み】

 

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今のリソース(資源)だけで成果が飛躍。
あなたが主役として活躍し続ける伴走型の
コンサルタント

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わだちコンサルティングの林田です。

 

コンサルティングの事例の紹介です。

とある治療院経営者さんからの
ご相談です。

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Aさん:
「3000円くらいのオプションの様な
メニューを作りたいんです」

林田:
「どうして3000円くらいの
オプションメニューを作りたいと
思ったのですか?」

Aさん:
「来られた方に何かしら勧めると
3人に1人くらいは受けてくれます」

林田:
「それは何を意味していますか?」

Aさん:
「要は客単価を上げたいんですよ」

(省略)

林田:
「ココまでを整理しますと、
3000円メニューを作り勧めると
3人に1人くらいの人がやってくれる、
そう言う事ですかね」

Aさん:
「はい、そうです」

林田:
「という事は、今お考えの取り組みでは
3000円メニューが3人に1人、
すなわち平均客単価が1000円アップ
するという事ですかね」

Aさん:
「その通りです」

林田:
「客単価が1000円上がればOK、
そうお考えなのでしょうか」

Aさん:
「あ、そうです!」

林田:
「なるほど」

「でもなぜ3000円のメニューを
考えようと思ったのですか?」

「というのも、何かしらの考えで
全お客さんの単価が1000円UPでも
同じ結果になるでしょうし、

5人に1人が5000円のメニューを
やってくれても平均客単価は1000円
上がる事になりますが・・・」

Aさん:
「あ、ホントですね」

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これは実際に過去にあった
クライアントさんとのやり取りです。

 

結論としましては、

「オプションメニューを取り入れず、
全体の値上げをする事になった」

という所に落ち着きました。

 

 

上記以降もいろいろお聞きしていると、

「今までオプションメニューを作っても
積極的に勧めようと思えなかった」

という背景もありました。

 

合点がいったところは、
全体の値上げでした。

ちなみに僕は「値上げしましょう」とは
ひと言も言っておりません。

 

 

 

ある意味心理学的な話と言えるかも
しれませんが、

この方はご自身のお悩みを

【オプションメニューの開発で
解決できると思い込んでいた】

という事です。

 

これは経営者さんや起業家さんに
よくある

【自分の思い込みを正しいと思っている】

という間違い/勘違いです。

 

 

そして僕がおこなった事は、

・お話をお聞きしたこと
・行動の目的を明確に言語化した事

くらいです。

 

 

 

・価格を上げなくちゃいけない
・客層を見直さなくちゃいけない
・新メニューを作らなくちゃいけない
・従業員を雇わなくちゃいけない

 

相談の冒頭で仰られる事はこの様な

「~しないといけない」

というのが本当に多いです。

 

それだけ自分の事に気付けない、
そう言う事でしょう。

 

 

 

悲しいかな、
経営者/起業家というモノは
孤独な環境にいます。

 

上記以外にも、

・「高額なもの」を売るのは避けたい
・人に「甘える」事は絶対したくない
(相談=甘える、になってるという意味)

みたいな感じの、

【自分の頭の中でその言葉に対しての
定義づけが固定してしまっている】

というのがあります。

 

自分が何をしたくて商売をしてるか。

これさえ見失ってしまう事もあります。

 

 

ひとりにならない事。

裸の王様は自分が裸の王様だと
気付かないもんです。

というお話でした。

他人の事は見えても、
自分の事は見えないですね。

追伸:

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思考が行方不明になってるかも、
そう思う方はぜひご利用ください。




伴走型コンサルタント 林田康裕

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