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〇〇不足がトラブルの元

 

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「思い込み」という心のブレーキを排除し、
今のリソースであなたの行動/思考/成果の限界を
突破する伴走パートナー

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わだちコンサルティングの
林田です。

 

 

いきなりですが、、、

 

1992年、
フォルクスワーゲンはメキシコ工場を
拡張しようとしてました。

 

当時のドイツ通貨マルク高のせいで
ワーゲンの価格はアメリカ市場以外では
上昇していて、イイ感じです。

そして、
残されたアメリカを抑えに行く為に
コスト効率も場所も優れたメキシコ工場に
力を入れる事にしました。

 

 

メキシコ工場はもちろん忙しくなります。

その為、
1992年には労働組合長と会社が
話し合いの時間を持ち、

従業員の給料を20%アップするという
取り決めをする事になりました。

 

 

従業員さんはメッチャ喜びますよね。

突然給料が2割上がる訳ですから。

 

 

 

そして、
会社と労組がその契約を結んで
数カ月も経たない時、

なんと、いきなりストライキが
起きたのです。

 

喜ぶはずが、起こったのは真逆の事。

 

 

1日あたりの損失額は、
約1000万ドル。

それが何日も続いただけじゃなく、
その1か月後には警察も出動する様な
騒ぎが起きました。

 

 

 

なぜこの様な事が起こったのでしょうか。

 

実は、
従業員の給料を2割上げるにあたり
就業規則を大幅変更する必要がありました。

まあ、当然と言えば当然です。

 

 

ですが、この労働組合長。

全従業員に「就業規則を変更する」
と言う事を伝えていなかったのです。

 

 

給料が上がる事は従業員に伝わってましたが、

同時に就業規則が変更になる事を
突然知った従業員たちは、
良からぬ想像などで

「会社に裏切られた」

と感じたのでした。

 

 

 

従業員に良かれと思って行った
給料20%アップ。

 

ですが、
従業員に伝わる順番が間違えた事で
彼らは暴動の様な事を起こし、

その結果とんでもない損失を
計上する事になりました。

 

 

 

従業員、と言う事だけじゃなく
人と人とが関与する仕事においては

「言ってるつもり」
「まあ、伝わっているだろう」

と、説明をすっ飛ばしてしまう事で
トラブルになる事は少なくありません。

 

言った、言わない、みたいなCMも
最近やってますよね。
(人材派遣サービスのCM)

 

 

 

伝えるべき事は、
まずは物事がはじまる前に伝える事。

 

あとは、
キチンと伝わっているかどうかを

「こうしましょうね」
「こうしなさいよ」

とコチラが言うのではなく、

「相手の言葉でどの様に理解してるかを
話してもらう事」

って大切だと思います。

 

フォルクスワーゲンの様な大手企業でも
この様な事が起こるんですからね。

 

 

 

なんでも、
初期設定と前提共有が大切だと思います。

コレをしっかりとしておけば
大きく踏み外す事が大幅に減ります。

 

 

言葉数が少なければ良い、
多ければ良いという事じゃないですし、

相互理解を確認するステップは
大切ですね。

 

 

僕自身も過去のモメ事を
想い出しながら書いてみました。

 

 

 

と言う事で
今日も素晴らしい1日を
お過ごし下さいませ。

 

 




伴走型コンサルタント 林田康裕

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