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1つ加えるものは「情緒」

わだちコンサルティングの林田です。

 

ドン・キホーテ創業者である安田隆夫さんの
本が面白すぎます。

「安売り王一代」(アマゾン)
良かったら買ってみてくださいね。

 

「安売りの店の話でしょ」と考えると
心を閉ざしてしまうかもしれませんが、
そんな単純な話じゃありません。

今までの苦労話や壁にぶち当たった時の
立ち回りなど、ホントに勉強になります。

 

 

ドンキには、不変のコンセプトがあります。

「CVD+A」というものです。

 

CVはコンビニ(便利)、
Dはディスカウント、
そしてAはアミューズメントです。

 

CVはどこにもあり、
Dもどこにもあります。

でも、そこにA(アミューズメント)を
入れる事でマネできない独自の取り組みが
出来上がっています。

 

 

僕はヤンキー達が怖いので、
あまりドンキには行かないですが、
店をくぐればワクワク感がスゴイですよね。

 

 

 

ドンキ初期の頃、
お店に来た人に店の印象を聞くと、

「夜の祭りや子供の頃に行った駄菓子屋」

「ちょっとディープなアジアの市」

という回答があったそうです。

 

本には、このA(アミューズメント)を
足すことで、独自性を生み出せた、
と書かれています。

 

 

 

で、ここからは僕の考えなのですが、

「1個足せばオリジナル」というのは
確かにそうだと思います。

でも、何でも1個足せばよいというものじゃ
ありません。

 

 

ドンキって、
「行けば面白い、なんか知らんけど」
(関西人風)
という感覚になると思います。

 

面白い、いわば「ワクワク」です。

 

 

 

僕が何度かブログで書いてますが、
機能的価値と情緒的価値のちがい。

 

「ワクワク」というのは、
いわば情緒的価値です。

 

もし、ドンキがさらなる機能を増すという
機能的価値で勝負していたのなら、
今とは違っていたのかもしれません。

 

でも、
「なんか知らんけどワクワクする」から、
何か買うものを決めて行くというよりも
フラフラ行く人もきっと多いはずです。
(対象顧客からすると)

 

その結果、なんか買って帰る。
(何かしらんけど)

 

 

 

ウチを利用してもらってワクワクするのか。

ウチを長く利用し続けていて、
ワクワクするのか。

私と会って/話してワクワクするのか。

 

お客さんは、私たちサービス提供者との
時間をワクワク過ごしているかどうか。

これはとても重要な事だと思います。

 

 

 

 

僕は、仕事に関する資格は何もありません。
形のある商品もありません。

いわば、手ぶらです。

でも、選ばれ続けなければなりません。

 

となると、
「どう立ち振る舞えば選ばれ続けるのか」
を考え続ける必要があります。

機能を増すことを考えるかもしれませんが、
いまは世の中に機能的価値はあふれています。

 

 

 

一時的な関係性ではなく、
長期的な関係性を望むのであれば、
やはり「情緒的価値」、

分かりやすく言うと「ワクワク」「楽しい」
の様な感覚を提供する事が大切だと僕は思います。

 

 

 

お客さんに、
どんな楽しみを提供できるだろうか。

これを考え続ける事によって
顧客生涯価値(LTV)が大きく飛躍
するのではないでしょうか。

 

 

もう、
機能のみで勝負する時代ではありません。




伴走型コンサルタント 林田康裕

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