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無理やり得意分野に持ち込まない

 

林田康裕

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今のリソース(資源)だけで成果が飛躍。
あなたが主役として活躍し続ける伴走型の
コンサルタント

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わだちコンサルティングの林田です。

 

面白いたとえ話が本に出てました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

けわしい山の中を、
山伏と一休さんが歩いてました。

 

山伏さんは、念を唱える事によって
不思議なチカラを発揮できる方です。

 

 

目の前から野良犬がやってきました。

今にも噛みついてきそうな勢いで、
ワンワン吠えまくっていました。

 

 

山伏は、

「拙僧の法力であの犬を黙らせてみる」

と言い、念力みたいな法力を使い、

「おんあびらけんうん・・・」
(呪文のつもり)

と唱えました。

 

 

すると、、、

犬は余計に怪しがり、さらに吠えました。

 

 

 

それを見ていた一休さんは、

「では私があの犬を黙らせましょう」

と言いました。

 

 

 

一休さんは何をしたかというと、、、

犬におにぎりを差し出しました。

 

 

そして犬は夢中でおにぎりに飛びつき、
尻尾を振りながら食べて黙りました。

 

おしまい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

山伏は、普段人と接する機会があまりなく、

「自分の能力を誰かに見せつけたい」

と強く思っていました。

 

ある意味、自分を誇示したいという欲求も
あったのかもしれません。

なので何か事あるごとに、
自分の持っている武器を使おうと考えてました。

 

 

これはよくある専門家あるあるなのかも
しれません。

自分の持っている武器で何とか解決しようと
する考えです。

 

 

 

でも一休さんは自分のエゴを押し殺し、

「もっとも解決につながる方法」

を選択しました。

 

 

本当はトンチを使いたかったはず。

 

でも、最短最速の解決法は?と考えた結果、
おにぎり作戦を実行しました。

 

誰でもできる作戦ですよね。
おにぎりさえあれば。

 

 

 

 

専門家って、
自分の得意分野に無理やり引き込もうと
しがちです。

 

「●●で悩んでいるんです」
と言われると、
「ウチが持っている●●で解決できますよ」
と言った感じです。

 

解決できる方法の1つという意味では
間違った選択ではないとは思います。

 

でも、その選択肢が最適解なのかどうか?

これを軸に考える事が何より大切だと思います。

 

 

たとえばですが、

自己肯定感が高くない状態であれば
過剰に自分のチカラを見せつけようと
考えてしまいます。

 

その結果、自分の得意分野にムリに引き込もうと
してしまう事も起こります。

 

 

 

目の前のお客さん/クライアントさんは
何を望んでいるのだろうか?

お客さんの事が中心でなければなりません。

 

 

 

自分が主役になろうとすると、
(意外と気付かないけどそうなってる事も…)
「そもそも」から考える事が難しくなります。

 

 

 

 

お客さんは私たちの武器を欲しているのではなく、
求めている未来に行きたいだけです。

 

おにぎりを差し出すか(best解決策)、
自分の専門分野に半ば強引に持っていくか。
(better解決策)

そんな事を上記のお話で感じました。

 

 

半ば強引に持っていかれるお客さん経験が
あるなら、その不甲斐なは分かりますよね。

 

 

 

 

とある社長さんが、

「それならウチを使わなくてもいいですよ」
「ネットで有名な●●を使う方が断然安いですし」

とお客さんに伝えたら、

「そんな事まで教えてもらえるのなら
高くてもいいから御社にお願いしたい」

「他にも相談したい事もあるので」

と買ってくれたというお話をしてました。

 

 

プロセスも含めてお客さんにとって
最適解をご提示できる自分でいたいですね。

 

 

 

武器を過剰に前面的に出すことが
良いという訳ではないですね。

 

というお話でした。




伴走型コンサルタント 林田康裕

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